早戸大滝

(はやとおおたき)
📍 関東神奈川県 相模原市🌿 自然

【概要】

早戸大滝は、神奈川県相模原市の丹沢大山国定公園内、早戸川源流部の大滝沢にかかる落差約50メートルの段瀑です。上段の中ほどに張り出した大岩が水流を隠して全貌を一度に見られないことから「幻の大滝」と呼ばれ、本間橋から渡渉を繰り返す片道2〜3時間の難路のため沢登りの経験と装備が欠かせません。早戸川林道は崩落による通行止めが繰り返されています。

【歴史】

早戸大滝は神奈川県相模原市(緑区鳥屋)の丹沢大山国定公園内、早戸川源流部の大滝沢にかかる滝です。丹沢山の北面に位置し、登山者や沢登りの愛好家に知られる存在となっていました。平成2年(1990年)に日本の滝百選に選ばれて名は広く知られるようになりましたが、到達の難しさから「幻の大滝」と呼ばれ、今も訪れる人は稀です。滝へ通じる登山道は難路に分類され、丹沢の奥深さを象徴する滝と言えます。

【特徴】

落差約50メートルの段瀑で、上段が約40メートル、下段が約10メートルの二段になって落下します。上段の中ほどに大きな岩が張り出しているため、滝前からも全貌を一度に見ることができず、それが「幻の大滝」という呼び名の由来とされます。相模川水系の水を集める早戸川の最奥にあり、周囲は手つかずの森に囲まれ、早戸大滝は丹沢でも屈指の秘境の雰囲気を残しています。

【見どころ】

登山口は早戸川林道終点手前の本間橋で、丹沢観光センター跡地から伝道と呼ばれる分岐を経て河原歩きと渡渉を繰り返し、原小屋沢との分岐の雷平から大滝沢へ入ります。片道約2時間から3時間の難路で、丸太橋は増水で流されることもあり、沢登りの経験と装備が必要です。苦労の末に狭いテラス状の滝前に立つと、岩の間から轟音とともに落ちる水流が現れ、新緑や紅葉の季節には格別の感動があります。

【トリビア】

早戸大滝は日本の滝百選の中でも屈指の難関として滝愛好家に知られ、百選をすべて巡る人々の最後の目標になることも多いと言われます。早戸川林道は2019年の台風で崩落し、その後も落石や斜面の崩壊による通行止めが繰り返されるため、訪問前の確認が欠かせません。林道の途中にある早戸川国際マス釣場のゲートが閉まっていると、さらに片道約1時間の歩きが加わることも覚悟が必要です。

📅 最終更新: 2026/9/19
早戸大滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です