原不動滝

(はらふどうたき)
📍 近畿兵庫県 宍粟市🌿 自然

【概要】

原不動滝は、兵庫県宍粟市の八丈川にかかる滝で、落差88mを三段に分かれて落ちる男滝と、その脇から滝壺へ注ぐ女滝が一つの滝壺で合流し、兵庫県内でも最大級の規模を誇ります。1969年に国定公園シリーズの切手の図案に採用され、滝正面の吊り橋「奥かえで橋」から三段の全景を眺められ、二つの滝が寄り添う姿から縁結びの滝としても知られます。

【歴史】

原不動滝は兵庫県宍粟市にあり、揖保川の支流である引原川に注ぐ八丈川にかかっています。竹呂山を源とする水が氷ノ山後山那岐山国定公園の一角に落ち、同公園を代表する名瀑とされています。1969年に発行された国定公園シリーズの切手の図案に採用され、1990年には日本の滝百選に選ばれました。滝の名は、駐車場から続く遊歩道の途中にある不動堂に由来し、旧波賀町の原地区の名を冠しています。

【特徴】

落差88mを三段に分かれて落ちる男滝と、その左脇から最下段の滝壺へ流れ込む女滝からなり、兵庫県内でも最大級の規模を誇ります。男滝の水量が豊かな一方、女滝は細く優しい流れで、二つの滝が一つの滝壺で合流する姿から「幸福の滝」「恋愛成就の滝」とも呼ばれています。滝見用の吊り橋「奥かえで橋」が滝の正面にかかり、宙に浮かぶように三段の全景を眺められます。

【見どころ】

国道29号の道の駅はがから約0.8kmの無料駐車場から遊歩道を10分ほど歩くと、不動堂を経て奥かえで橋に着きます。吊り橋の上から見る88mの落水は迫力があり、秋には周囲の楓が色づき、滝と紅葉の取り合わせを求める人でにぎわいます。周辺は波賀不動滝公園として整備され、原不動滝森林公園の名でひょうごの森百選にも選ばれています。縁結びの滝として二人で訪れる姿も多く見られます。

【トリビア】

原不動滝が切手になった1969年は国定公園シリーズの発行が続いていた時期で、切手を通じて全国に知られるきっかけとなりました。宍粟市は「しそう」と読む難読地名としても知られ、市内には原不動滝のほかにも多くの滝が点在し、滝めぐりを観光の柱の一つとしています。男滝と女滝が寄り添う姿から生まれた縁結びの言い伝えは比較的新しい観光の物語ですが、不動堂の信仰はそれ以前から続いてきました。

📅 最終更新: 2026/9/17
原不動滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です