銚子ケ滝

(ちょうしがたき)
📍 東北福島県 郡山市🌿 自然

【概要】

銚子ケ滝は、福島県郡山市熱海町石筵の安達太良山麓、石筵川に懸かる落差約48m、幅約27mの滝です。上部で細く絞られた水が末広がりに落ちる姿が酒を注ぐ銚子に似ていることからその名がつき、旱魃の村を救うため名主の娘が滝壺に身を投じたという伝説が伝わります。石筵ふれあい牧場先の登山道入口から徒歩約40分で滝壺に降りられます。

【歴史】

銚子ケ滝は福島県郡山市にある滝で、熱海町石筵の安達太良山麓を流れる阿武隈川水系五百川の支流・石筵川に懸かります。滝壺に娘を人身御供にすると竜神が雨を降らせるという言い伝えがあり、旱魃に苦しむ村を救うため名主の娘が滝壺に身を投じたという伝説が語り継がれています。安達太良山麓屈指の大瀑布として古くから知られ、1990年に日本の滝百選に、また「ふくしまの水30選」にも選ばれました。

【特徴】

落差は約48m、幅は約27mで、流れ落ちる姿が酒を注ぐ銚子の形に似ていることが名前の由来です。上部で細く絞られた水が下に向かって末広がりに落ちる形状は、まさに銚子から酒が注がれるようです。安達太良山の火山地形に刻まれた石筵川の渓谷にあり、周囲は広葉樹林に覆われています。水量の多い時期には滝壺周辺に飛沫が立ち込め、夏でも涼しく、納涼スポットとして親しまれています。

【見どころ】

磐梯熱海ICから県道24号を経て石筵ふれあい牧場へ向かい、牧場入口から約5km先の登山道入口に駐車場があります。そこから徒歩約40分、牧場内を経由する場合は約25分で滝に着きます。遊歩道は安達太良山への登山道を兼ねており、最後は急な階段や滑りやすい岩場を下って滝壺に降ります。歩きやすい靴が必須です。秋の紅葉期は特に人気で、滝壺から見上げる紅葉と白い水流の対比が見事です。

【トリビア】

人身御供の伝説は、水を司る竜神への信仰と、安達太良山麓の農村が水不足に悩まされてきた歴史を物語っています。滝への道は牧場から続く整備されたハイキングコースで、家族連れでも歩けますが、滝直前の急な下りだけは注意が必要です。石筵ふれあい牧場では動物とのふれあいや乳製品も楽しめ、磐梯熱海温泉と組み合わせて訪れる人も多く、郡山の奥座敷の自然を代表する名所となっています。

📅 最終更新: 2026/9/17
銚子ケ滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です