茶釜の滝

(ちゃがまのたき)
📍 東北秋田県 鹿角市🌿 自然

【概要】

茶釜の滝は、秋田県鹿角市の夜明島渓谷最奥に懸かる落差約100mの滝で、標高770m前後に位置します。林道終点から鎖場やハシゴ、渡渉を含む約5.5km、2時間ほどの沢登りでしか辿り着けず、奈良県の双門の滝、愛媛県の御来光の滝とともに「百選滝の三大難攻滝」と呼ばれます。2020年には落石による負傷事故もあり、経験者の同行と沢登り装備、ヘルメットが必須です。

【歴史】

茶釜の滝は秋田県鹿角市にある滝で、八幡平地区の夜明島渓谷、米代川支流・夜明島川の上流に懸かります。八幡平山中の秘瀑として知られ、1990年に日本の滝百選に選ばれましたが、林道の終点から本格的な沢登りをしなければ辿り着けないため、百選の中でも最も到達が難しい滝の一つに数えられます。国土地理院の地形図にも滝の記号だけが記され、滝名は載っていません。

【特徴】

落差は約100mとされ、標高770m前後に位置します。源流は鹿角市の三方高(約1222m)と三ツ又森(約1119m)で、その水が夜明島渓谷を深く刻んで一気に落下します。渓谷には下流から泊滝、ハネ滝、モッコ滝、夫婦滝、ミソギ滝、虎ノ尾滝、ククリの滝、白布滝といった滝が連続し、茶釜の滝はその最奥に位置する主瀑です。人の手がほとんど入らない原生的な渓谷美が魅力です。

【見どころ】

林道脇の「夜明島渓谷入口」標柱そばの駐車スペースから約5.5km、およそ2時間の沢登りで滝前に着きます。途中には鎖場やハシゴ、渡渉箇所が多く、泊滝やハネ滝など渓谷の滝群を次々に越えていく行程そのものが魅力です。滝前から見上げる100mの水流は圧倒的で、新緑と紅葉の時期が特に美しいとされます。大雨や台風後は道が荒れるため、十和田八幡平観光物産協会への事前確認が安心です。

【トリビア】

茶釜の滝は、奈良県の双門の滝、愛媛県の御来光の滝とともに「百選滝の三大難攻滝」と呼ばれています。2020年9月には滝を目指した女性が落石で頭部を負傷し、通報から救助まで約5時間を要しました。滝好きの間では百選完登の最後に残る難関とされ、経験者の同行と沢登り装備、ヘルメットが必須です。到達できた人だけが見られる秘瀑として、その希少性が魅力を高めています。

📅 最終更新: 2026/9/17
茶釜の滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です