日本三名泉(にほんさんめいせん)は、群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉、岐阜県の下呂温泉を指します。江戸時代の儒学者・林羅山が詩文で称賛したことに由来し、現在でも日本を代表する名湯として多くの人々に親しまれています。
A.江戸時代の儒学者・林羅山が詩文で草津温泉、有馬温泉、下呂温泉を称賛したことに由来します。下呂温泉も有馬・草津とともに三名泉と称えられてきた温泉地で、三つは今も日本を代表する名湯として多くの人に親しまれています。
A.三つの泉質ははっきり異なります。草津温泉は湯畑の源泉がpH二・一前後の強い酸性で殺菌力が強く、有馬温泉は赤褐色の濁り湯の「金泉」と無色透明の「銀泉」の二種類を持ちます。下呂温泉はpH9.2のアルカリ性単純温泉で、肌がなめらかになることから美人の湯と呼ばれてきました。
A.有馬温泉です。『日本書紀』には舒明天皇や孝徳天皇が入浴したという記録が残り、約1400年前から湯治の地として知られてきました。下呂温泉にはおよそ千年前の白鷺伝説が、草津温泉には源頼朝が見つけて入浴したという言い伝えが伝わります。
A.高温の源泉を六尺の板でかき混ぜて冷ます、草津温泉の伝統の作法です。かつての時間湯という入浴法では、湯長の指示で湯もみをして湯温を下げてから短い時間だけ浸かりました。湯畑前の熱乃湯では、昭和三十五年から湯もみと踊りの実演が続いています。
A.三つは群馬県・兵庫県・岐阜県に分かれています。直線距離で草津温泉と下呂温泉は約150km、下呂温泉と有馬温泉は約210km、草津温泉と有馬温泉は約360km離れています。下呂温泉が草津と有馬のあいだに位置するため、下呂を中継地にして巡る形になります。