草津温泉

(くさつおんせん)
切り替え:📍 関東群馬県 草津町♨️ 温泉

【概要】

草津温泉は群馬県草津町にある日本屈指の名湯で、自然湧出量は日本一を誇ります。強酸性の湯は殺菌力が高く、「恋の病以外効かぬ病はない」と言われるほどです。温泉街の中心にある「湯畑」や、伝統的な入浴法「湯もみ」が有名です。

【歴史】

草津温泉は、群馬県草津町にある標高約一千二百メートルの高原の温泉地です。温泉街に湧く白旗源泉には、源頼朝が狩りの途中で見つけて入浴したという言い伝えが残ります。室町時代以降は湯治場として広く知られ、江戸時代の温泉番付では最上位に据えられました。明治期にはドイツ人医師ベルツがその泉質と療養環境を高く評価し、草津温泉の名は国内外へ一段と広く知られるようになりました。

【特徴】

草津温泉の最大の特徴は、毎分三万二千リットルを超えるという自然湧出量の多さで、この湧出量は日本一とされています。湯畑や万代鉱など複数の源泉を持ち、湯畑の源泉は水素イオン濃度がpH二・一前後という強い酸性を示します。殺菌力が強く、恋の病以外に効かぬ病はないと言い伝えられるほどで、日本三名泉にも数えられる名湯です。湯量が豊富なため、多くの宿や外湯が源泉かけ流しを保っています。

【見どころ】

温泉街の中心にある湯畑は、毎分四千リットルもの湯が木樋を流れ落ちる草津温泉のシンボルで、一帯は湯けむりと独特の香りに包まれます。木樋にたまった湯の花を採取する光景もここならではです。湯畑前に建つ熱乃湯では、高温の源泉を六尺の板でかき混ぜて冷ます湯もみと踊りの実演が行われ、草津節の唄とともに伝統の作法を間近に見学できます。夜には周囲が灯りに照らされ、幻想的な眺めになります。

【トリビア】

かつて草津温泉には時間湯という独特の入浴法があり、湯長の指示のもとで湯もみをして湯温を下げ、号令に合わせて短い時間だけ湯に浸かる療養が続けられていました。熱乃湯の湯もみと踊りは、この時間湯を観光向けに見せる形として昭和三十五年から続く名物です。西の河原露天風呂や大滝乃湯など個性豊かな外湯もそろい、湯めぐりが楽しめます。共同浴場も点在し、暮らしの中に湯が根づいています。

📅 最終更新: 2026/9/19
草津温泉
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です