【概要】
岩津ねぎは兵庫県朝来市岩津地区で栽培される伝統野菜で、江戸時代から300年以上の歴史を持つ。白い部分と緑の部分の両方が美味しく食べられるのが特徴で、甘みが強く柔らかい。冬の限られた期間のみ出荷される希少なネギとして珍重される。
【歴史】
岩津ねぎは兵庫県朝来市岩津地区特産のねぎで、江戸時代の生野代官所へのお土産用として栽培が始まったとされます。生野銀山の労働者の冬の栄養源としても重宝されました。昭和時代には皇室献上も行われ、関西では高級ねぎとして知られています。
【特徴】
青葉から白根まで全て食べられるのが特徴で、非常柔らかく、火を通すと甘みが増します。関東の根深ねぎ(白ねぎ)と関西の葉ねぎ(青ねぎ)の中間的な性質を持つ「中間種」です。冬の寒さに当たることで甘みととろみが増し、鍋料理に入れると絶品です。
【食べ方】
特にすき焼きや鍋物に最適で、トロッとした食感と甘みが楽しめます。天ぷらや焼きねぎにしても美味。地元では11月23日(勤労感謝の日)が解禁日とされ、3月下旬までの冬季限定で出荷されます。道の駅などで購入可能です。
【トリビア】
他の地域で種を植えても岩津ねぎ独特の味にはならないと言われ、岩津地区特有の気候風土(昼夜の寒暖差や霧)が味の決め手となっています。日本三大ねぎの一つですが、他の二つ(下仁田、博多万能)に比べると生産量が少なく、希少価値が高い「幻のねぎ」とも呼ばれます。
📅 最終更新: 2026/1/27




