日本三大ダム(にほんさんだいだむ)は、富山県の「黒部ダム」、新潟・福島県境の「奥只見ダム」、岐阜県の「御母衣ダム」を指すことが多いです。これらは規模、技術、歴史的背景において日本を代表する巨大建造物であり、多くの観光客が訪れる名所にもなっています。
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A.三つとも型式が異なります。黒部ダムはアーチ式コンクリートダム、奥只見ダムは重力式コンクリートダム、御母衣ダムはコンクリートを流し込まずに粘土の芯を岩石で挟み込んで積み上げるロックフィルダムです。御母衣ダムは日本で初めての本格的な大規模ロックフィルダムとして築かれました。
A.黒部ダムがいちばん高く、堤高186メートルは日本一の高さです。奥只見ダムの堤高は157メートル、御母衣ダムの堤高は131メートルとなっています。
A.奥只見ダムは1960年、御母衣ダムは1961年に完成しました。黒部ダムは関西電力が1956年から7年の歳月をかけて建設し、工事には延べ1000万人が携わったとされます。黒部ダムは戦後の関西の電力不足を、奥只見ダムは高度経済成長期の電力需要を支えるために築かれました。
A.黒部ダムでは6月下旬から10月中旬まで観光放水が行われます。奥只見湖は春の新緑と秋の紅葉の時期に遊覧船が多くの人でにぎわいます。御母衣ダムでは、水没するはずだった2本の巨木を湖畔に移し植えた荘川桜が毎年春に花を咲かせます。
A.三つは富山県・新潟県・岐阜県に分かれており、直線距離で黒部ダムと御母衣ダムが約90km、黒部ダムと奥只見ダムが約160km、奥只見ダムと御母衣ダムが約250km離れています。奥只見ダムは雪深い冬の間は道路が閉ざされるため、訪ねる時期にも気を配る必要があります。