日本三如来(にほんさんにょらい)とは、霊験あらたかな由来を持つ三体の如来像、およびそれらを祀る寺院の総称です。百済から伝わったとされる長野の信州善光寺(阿弥陀如来)、インドから中国を経て伝わった三国伝来の像とされる京都の嵯峨嵐山・清涼寺(釈迦如来)、因幡国の海中から引き上げられたと伝わる京都の因幡堂・平等寺(薬師如来)を指します。
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A.信州善光寺の本尊は一光三尊阿弥陀如来、清涼寺の本尊は木造釈迦如来立像、因幡堂 平等寺の本尊は木造薬師如来立像です。善光寺の本尊は誰も目にすることのできない絶対秘仏で、清涼寺の釈迦如来立像は国宝、因幡堂の薬師如来立像は国の重要文化財に指定されています。
A.善光寺の阿弥陀如来は百済からもたらされた像を本田善光が信濃へ持ち帰ったと伝わり、清涼寺の釈迦如来は宋へ渡った僧奝然が持ち帰った像です。因幡堂の薬師如来は、橘行平が因幡国の賀留津の海中から引き上げた像が京の自邸へ飛来したと伝わります。
A.善光寺の本尊は絶対秘仏のため、数え年で七年に一度の御開帳でも姿を見せるのは身代わりの前立本尊です。清涼寺の本尊は毎月八日に開扉されるほか、春と秋には霊宝館の特別公開もあわせて営まれ、間近に拝む機会が設けられています。
A.体内に絹で作られた五臓六腑が納められていたためです。1953年の解体修理の際に胎内から五臓六腑や鏡、銭貨などが見つかり、内臓を表現した現存最古の作例として大きな驚きをもって迎えられました。これらの納入品も本尊とあわせて国宝に指定されています。
A.三つの寺は長野県と京都府の2府県にあります。京都の清涼寺と因幡堂 平等寺は直線距離で約8kmと近く、続けて訪れやすい距離です。長野の信州善光寺は、清涼寺と因幡堂 平等寺のどちらからも直線距離で約290km離れています。