日本三大雪渓(にほんさんだいせっけい)とは、夏でも雪が残り、独特の景観と登山ルートを提供する日本の代表的な3つの大雪渓、白馬大雪渓、剱沢雪渓、針ノ木雪渓のことです。涼やかな風と高山植物、そしてアルペン的な絶景が魅力ですが、軽アイゼンなどの装備が必要な本格的な登山エリアでもあります。
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A.白馬大雪渓が全長約3.5キロメートルで最も長く、剱沢雪渓は2.5キロメートルほど、針ノ木雪渓は2キロメートルほどです。白馬大雪渓は日本最大規模の雪渓で、白馬岳と杓子岳に挟まれた谷に横たわっています。
A.三つとも夏でも雪の上を歩く区間があり、アイゼンが欠かせません。白馬大雪渓では軽アイゼンが、剱沢雪渓ではアイゼンとピッケルが必携とされ、針ノ木雪渓も7月から8月でも雪が残るためアイゼンは必携です。雪渓では落石が多く、早朝の出発が基本とされます。
A.白馬大雪渓の登山シーズンは7月から9月が中心です。針ノ木雪渓では毎年6月に山開きにあたる「針ノ木岳慎太郎祭」が開かれ、夏山シーズンの幕が上がります。
A.長野県の白馬大雪渓と針ノ木雪渓、富山県の剱沢雪渓からなり、剱沢雪渓と針ノ木雪渓は直線距離で約10km、白馬大雪渓と剱沢雪渓は約20km、白馬大雪渓と針ノ木雪渓は約30km離れています。
A.針ノ木峠は信州と越中を結ぶ古い道で、立山へ向かう人や木こり、商人たちが行き交いました。1584年には越中の武将・佐々成政が真冬にこの峠を越えたという「さらさら越え」の伝説が残り、江戸時代には加賀藩が山廻り役を置いて一般の通行を厳しく制限していました。