【概要】
日本最大規模を誇る全長約3.5km、標高差600mの大雪渓。白馬岳への主要ルートであり、夏には多くの登山者が雪上を歩きます。雪解け水が育む高山植物のお花畑も有名で、涼を求める登山者に人気です。
【歴史】
白馬大雪渓は長野県白馬村にある日本最大の雪渓で、白馬岳の東斜面に広がる全長約3.5kmの規模を誇ります。飛騨山脈(北アルプス)の白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)への登山ルートとして利用され、夏でも雪が残る「万年雪」として知られています。明治時代から登山者に親しまれ、日本の近代登山発祥の地の一つとして歴史的価値も高いスポットです。
【特徴】
白馬大雪渓は標高約1500m〜2900mに広がり、真夏でも気温が10度前後と涼しく、日本有数のクライミングスポット。急峻な斜面に積もった雪が圧縮されて氷河のようになり、8月でも登山者が雪上を歩く姿が見られます。アイゼン(滑り止め)装備が必須で、落石や滑落のリスクもあるため経験者向けのルートです。
【見どころ】
白馬岳登山の定番ルートで、猿倉登山口から雪渓を経て白馬岳山頂へ。雪渓歩きは約2〜3時間で、真夏でも雪の世界を体験できる貴重なコース。白馬大池・白馬三山縦走など多彩なルートが楽しめます。麓の白馬村は夏山登山・冬のスキーリゾートとして通年で観光客を集めています。
【トリビア】
白馬大雪渓は年間降雪量が多く、50mを超える積雪になることも。「白馬」の地名は「雪の残る馬の形」に由来し、古くから農事暦として利用されてきました。登山シーズンは7月〜9月が中心で、雪渓上は落石が多いため早朝出発が鉄則。冬季はバックカントリースキーの聖地としても知られています。
📅 最終更新: 2026/1/3
