日本三大怨霊は、政治的陰謀や敗戦により非業の死を遂げ、その死後に疫病や天変地異を引き起こしたとされる平将門、菅原道真、崇徳天皇の三柱を指します。恐ろしい祟り神として恐れられましたが、手厚く祀られた後は、強力な守護神や学問の神として信仰されるようになりました。
A.非業の死のあとに起きた災いが、その祟りとされたからです。菅原道真(北野天満宮)の没後には藤原時平の病死や清涼殿への落雷が続き、崇徳天皇(白峯神宮)の崩御後には源平合戦などの動乱が祟りと恐れられました。平将門の塚も、移転を試みるたびに不幸が続いたと語り伝えられています。
A.三人とも神として祀られ、今は守り神として親しまれています。平将門は東京の将門塚や神田明神に、菅原道真(北野天満宮)は学問の神様として北野天満宮に祀られています。崇徳天皇(白峯神宮)を祀る白峯神宮は、球技・スポーツの守護神としても知られます。
A.道真が生前、優れた学者・詩人だったからです。北野天満宮は道真の祟りを鎮めるために創建され、当初は恐ろしい怨霊として祀られましたが、次第に「学問の神様」「芸能の神様」として信仰されるようになりました。現在では多くの受験生が参拝します。
A.白峯神宮の地が、蹴鞠の宗家・飛鳥井家の屋敷跡だったからです。明治天皇が即位にあたり崇徳上皇の御霊を讃岐から京都へ迎えて創建し、現在は「まりの神様」として、サッカーをはじめとする球技・スポーツの守護神として知られています。
A.菅原道真(北野天満宮)と崇徳天皇(白峯神宮)はどちらも京都市にあり、直線距離で約2kmです。平将門の将門塚がある東京都千代田区からは、それぞれ約370km離れています。