日本三不動(にほんさんふどう)とは、不動明王を本尊とする寺院の中で特に信仰を集める3つの寺院の総称です。一般的には、千葉の成田不動尊(成田山新勝寺)、東京の目黒不動尊(瀧泉寺)、熊本の木原不動尊(長寿寺)を指します。厄除けや諸願成就のご利益で知られ、古くから多くの崇敬を集めています。
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A.成田不動尊(成田山新勝寺)は千葉県成田市、目黒不動尊(瀧泉寺)は東京都目黒区、木原不動尊(長寿寺)は熊本県熊本市にあります。宗派は、成田不動尊(成田山新勝寺)が真言宗智山派の大本山で、目黒不動尊(瀧泉寺)と木原不動尊(長寿寺)は天台宗の寺院です。
A.寺伝では木原不動尊(長寿寺)が最も古く、延暦年間(782〜806年)に伝教大師最澄が開いたとされます。目黒不動尊(瀧泉寺)は大同3年(808年)に慈覚大師円仁が草創したと伝わり、成田不動尊(成田山新勝寺)は天慶3年(940年)に寛朝大僧正が開山したと伝わります。
A.三つとも名高い僧にゆかりがあると伝わります。成田不動尊(成田山新勝寺)の本尊は弘法大師空海の作と伝えられ、目黒不動尊(瀧泉寺)は慈覚大師円仁が不動明王の姿を刻んで安置したのが始まりとされます。木原不動尊(長寿寺)の本尊は、最澄が一刀三礼して刻んだと伝わります。
A.成田不動尊(成田山新勝寺)の節分会では「福は内」だけを唱え、「鬼は外」とは言いません。木原不動尊(長寿寺)では毎年2月28日の春季大祭で火渡りと湯立ての荒行が公開され、目黒不動尊(瀧泉寺)では毎月28日の縁日に露店が並びます。
A.成田不動尊(成田山新勝寺)と目黒不動尊(瀧泉寺)は直線距離で約60kmと近く、千葉県と東京都であわせて訪ねやすい位置にあります。一方、熊本県の木原不動尊(長寿寺)は成田不動尊(成田山新勝寺)から直線距離で約950km、目黒不動尊(瀧泉寺)から約890km離れています。