日本三大神宮とは、平安時代に編纂された『延喜式神名帳』において「神宮」という社号で記されていた由緒ある3つの神社のことを指します。三重県の伊勢神宮、茨城県の鹿島神宮、千葉県の香取神宮の三社であり、古くから国家鎮護や武神として朝廷や武家から篤い崇敬を集めてきました。それぞれ広大で荘厳な神域を持ち、現在でも全国から多くの参拝者が訪れる日本屈指のパワースポットとして知られています。
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A.平安時代に編纂された延喜式神名帳(927年)で「神宮」という称号を与えられていたのが、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の三社だけだったためです。この歴史的事実から「日本三大神宮」と俗称されるようになりました。
A.伊勢神宮は内宮に天照大御神、外宮に豊受大御神を祀ります。鹿島神宮は国譲りの神話で活躍した武甕槌大神、香取神宮は日本書紀に登場する経津主大神を祀り、鹿島と香取はともに国家鎮護や武道の神として崇敬されてきました。
A.鹿島神宮と香取神宮は直線距離で約13kmと近く、茨城県鹿嶋市と千葉県香取市に分かれて鎮座しています。両社はともに朝廷から特別な扱いを受けてきた関係で、香取神宮にも鹿島神宮と対になる「要石」が鎮座しています。
A.三重県の伊勢神宮と関東の二社は離れており、伊勢神宮から鹿島神宮までは直線距離で約390km、香取神宮までは約380kmあります。一方、鹿島神宮と香取神宮は約13kmと近いため、この二社は同じ旅でまとめて参拝しやすい組み合わせです。
A.伊勢神宮では二十年ごとに社殿を新調する式年遷宮が千三百年にわたって続けられ、次回は二〇三三年に予定されています。香取神宮では12年に一度、午年に式年神幸祭が行われ、約3千人の行列が佐原の町を練り歩きます。