日本が世界に誇る刃物づくりの拠点として知られる「日本三大刃物産地」。良質な水と土、炭に恵まれ名刀の歴史を汲み、世界的にも有名な岐阜県「関」。古くから鉄砲やたばこ包丁で栄え、現在もプロの和食料理人用包丁で圧倒的なシェアを誇る、分業制で究極の切れ味を追求する大阪府「堺」。和釘作りから始まり、伝統的な職人技と近代的な工業技術・デザインが見事に融合した新潟県「燕三条」(または大工道具で名高い兵庫県「三木」が含まれることもあります)。いずれの産地も、何百年もの歴史と職人の魂が宿る「切る」道具を生み出し続けています。