日本三大瓦

日本三大瓦

日本三大瓦(にほんさんだいがわら)は、愛知県の三州瓦、島根県の石州瓦、兵庫県の淡路瓦を指します。これらは日本の瓦生産の大部分を占め、それぞれの地域の気候や風土に適した独自の特徴と美しい景観を持つ、日本を代表する伝統的な屋根瓦です。

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三州瓦
🥢 名産
📍 愛知県 高浜市

三州瓦

(さんしゅうがわら)

三州瓦は愛知県西三河地方で生産される日本一の生産量を誇る瓦です。良質な粘土に恵まれ、いぶし瓦、釉薬瓦、塩焼瓦など多彩な種類が作られています。耐久性と美観に優れ、一般住宅から社寺仏閣まで幅広く使用されています。

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淡路瓦
🥢 名産
📍 兵庫県 南あわじ市

淡路瓦

(あわじがわら)

淡路瓦は兵庫県淡路島で生産される、「いぶし瓦」の生産量日本一を誇る瓦です。きめ細かく良質な「なめ土」を使用し、燻化工程によって生まれる渋い銀色の光沢(いぶし銀)が特徴です。日本建築の美しさを引き立てる最高級の瓦として知られています。

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石州瓦
🥢 名産
📍 島根県 江津市

石州瓦

(せきしゅうがわら)

石州瓦は島根県石見地方で生産される赤褐色の瓦で、「赤瓦」として親しまれています。1200℃以上の高温で焼成されるため、凍害や塩害に非常に強く、寒冷地や沿岸部での使用に適しています。独特の赤色は来待石を釉薬に使うことで生まれます。

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❓ 日本三大瓦のよくある質問

Q.三州瓦・石州瓦・淡路瓦はどう違いますか?

A.得意とする瓦がそれぞれ異なります。三州瓦はいぶし瓦・釉薬瓦・塩焼瓦の三系統がそろい生産量が圧倒的です。石州瓦は来待釉薬による赤褐色で凍害や塩害に強く、淡路瓦はいぶし瓦の生産量が日本一で、深みのある銀色に輝きます。

Q.石州瓦が赤い色をしているのはなぜですか?

A.宍道湖の南の来待地区で採れる来待石を砕いた来待釉薬を掛けて焼くためです。赤褐色の瓦は一八〇〇年ごろ、石見焼の職人が地元の陶土に来待釉薬を掛けて焼いたことに始まると伝えられます。来待石はかつて松江藩が持ち出しを禁じた「御止石」であったと伝わります。

Q.日本三大瓦の産地はいつ頃から瓦を作っているのですか?

A.三州瓦の産地の愛知県高浜市では、およそ三百年前から瓦づくりが行われてきたと伝わります。石州瓦は一六一九年に浜田城の築城で大坂から瓦職人が招かれたことに、淡路瓦は慶長年間に成山城の築城で瓦師の清水理兵衛が招かれたことに起源があるとされます。

Q.日本三大瓦の鬼瓦をつくる職人は何と呼ばれますか?

A.鬼瓦を専門につくる職人は「鬼師」と呼ばれます。全国に七十人から八十人ほどといわれ、その多くが三州瓦の産地に集まっています。淡路島にも十人ほどが工房を構えているといわれ、淡路鬼瓦は兵庫県の伝統的工芸品に指定されています。

Q.日本三大瓦の産地はどのくらい離れていますか?

A.産地は愛知県・島根県・兵庫県に分かれています。直線距離で三州瓦と淡路瓦の産地は約210km、石州瓦と淡路瓦の産地は約250km、三州瓦と石州瓦の産地は約430km離れています。

📍 所在地マップ

愛媛県岡山県岐阜県京都府広島県香川県高知県三重県滋賀県大阪府鳥取県島根県徳島県奈良県福井県兵庫県和歌山県213三州瓦石州瓦淡路瓦100 km地図データ: Natural Earth
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