「日本三大漁港」とは、全国有数の沿岸・沖合・遠洋漁業の拠点であり、日本人の食卓を支える巨大な水揚げ量を誇る3つの港(千葉県の銚子漁港、静岡県の焼津漁港、北海道の釧路漁港)を指します。それぞれ水揚げされる魚種や漁法に違いがあり、マグロやサンマ、イワシなど独自の強みを持つ活気に満ちた海産物の集積地です。
A.2025年は銚子漁港が約22万3千トンを水揚げし、3年ぶりに日本一を奪還しました。2023年と2024年はマイワシが豊漁だった釧路港が首位でしたが、2025年の釧路はマイワシの不振で約12万9千トンにとどまりました。
A.量の銚子、金額の焼津という構図が長く続いています。銚子漁港は近年水揚げ量の8割近くをマイワシが占める一方、焼津漁港は遠洋漁船が単価の高い冷凍マグロやカツオを大量に水揚げするため、水揚げ量では銚子に及ばなくとも水揚げ金額で全国トップを争っています。
A.釧路漁港です。統計が始まった1961年以降、釧路港は1979年から1991年まで13年連続で水揚げ量日本一を記録し、この記録は今も破られていません。銚子漁港の2011年から2022年までの12年連続がこれに次ぐ記録です。
A.三つの港で主力の魚が異なります。銚子漁港はマイワシやサバ、サンマなど約200種類、焼津漁港は遠洋のカツオとマグロが中心でカツオの水揚げ量は日本一、釧路漁港はサンマやスケトウダラ、マイワシ、シシャモなど冷たい海の魚が主体です。
A.三つの港は千葉県、静岡県、北海道に分かれています。直線距離で銚子漁港と焼津漁港は約250km、銚子漁港と釧路漁港は約860km、焼津漁港と釧路漁港は約1040km離れています。