釧路漁港

(くしろぎょこう)
📍 北海道北海道 釧路市⛰️ 名所🥢 名産

【概要】

北海道釧路市にある広大な漁港です。日本最大の湿原である釧路湿原のミネラルと親潮が育む非常に豊かな漁場を持ち、スケトウダラやサンマなど多種多様な水産物が水揚げされる、北日本を代表する重要拠点となっています。

【歴史】

北海道釧路市の釧路漁港は、明治32年(1899年)に釧路港が関税法上の開港に指定されて以来、道東の物流と水産業の拠点として整備が進められてきました。昭和40年ごろから北洋漁業が盛んになると水揚げ量は急増し、1969年から1977年まで9年連続、さらに1979年から1991年まで13年連続で水揚げ量日本一を記録する黄金期を迎えました。200海里体制の定着とともに北洋漁業は縮小しましたが、今も北日本を代表する漁港です。

【特徴】

釧路漁港の沖合は世界三大漁場のひとつとされる北西太平洋にあたり、親潮(千島海流)が運ぶ豊富なプランクトンが魚を育てます。サンマやスケトウダラ、マイワシ、サバ、シシャモなど冷たい海の魚が主体で、8月から11月のサンマ漁期には全国有数の水揚げを誇ります。市内には水産加工場が集まり、水産業は釧路の経済を支える基幹産業です。近年はマイワシの豊漁で水揚げ量が再び増え、2023年と2024年に日本一を取り戻しました。

【見どころ】

釧路漁港の近くにある釧路和商市場は1954年に開設された釧路で最も歴史ある市場で、名物の「勝手丼」が人気です。市場でご飯を買い、各店で好みの刺身やイクラ、ウニなどを少しずつ選んで丼に載せる独自のスタイルで、釧路の海の幸をまとめて味わえます。港に面した釧路フィッシャーマンズワーフMOOや幣舞橋周辺は夕日の名所として知られ、港の風景と海鮮グルメ、釧路湿原の観光を組み合わせて楽しめます。

【トリビア】

釧路漁港は2023年に32年ぶりに水揚げ量日本一を奪還し、2024年も連続で首位を守りましたが、2025年はマイワシの不振で約12万9千トンにとどまり銚子港に首位を譲りました。統計が始まった1961年以降の連続首位記録13年は今も破られていません。晩夏から秋のサンマ漁の最盛期には、集魚灯を灯した漁船が夜の港を出入りする光景が風物詩となっています。近年はサンマの不漁で初競りの価格が高騰し、1キロ25万円の値がついたこともあります。

📅 最終更新: 2026/9/19
釧路漁港
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です