日本三大美港(にほんさんだいびこう)とは、地形や景観が特に美しいとされる清水港(静岡県)、神戸港(兵庫県)、長崎港(長崎県)の三つの港を指します。それぞれ富士山、夜景、複雑な入り江など、海と陸が織りなす独特の美しい風景を持っています。
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A.港を囲む地形がつくる眺めがそれぞれ異なります。清水港は海の向こうに富士山を正面から仰ぐ立地が魅力です。神戸港は六甲山系を背に扇のように広がる市街の夜景が「一千万ドルの夜景」と讃えられ、長崎港はすり鉢状の斜面に家並みがせり上がり、稲佐山から見下ろす夜景で知られます。
A.長崎港です。1571年にポルトガル船が入港して以来の歴史を持ち、鎖国の時代には出島を通じて西洋へ開かれた唯一の窓口となりました。神戸港は1868年に外国船へ向けて開かれ、清水港は1899年(明治32年)に外国貿易港として開かれて茶の積出港として発展しました。
A.長崎の夜景は2012年に香港とモナコとともに世界新三大夜景に選ばれました。三方を山に囲まれた入り江を街の灯りが取り巻き、稲佐山の展望台から見下ろすと宝石を散りばめたように輝きます。港の形が鶴が羽を広げたように見えることから「鶴の港」とも呼ばれています。
A.港越しにそびえる富士山は「清水港富士」と呼ばれ、多くの写真家が訪れる被写体になっています。近くの三保松原は世界文化遺産「富士山」の構成資産で、三保松原から仰ぐ富士山は大正時代に日本新三景の一つに選ばれました。港内のクルーズからも富士山と港町を一望できます。
A.三つの港は静岡県・兵庫県・長崎県に分かれています。直線距離で清水港と神戸港は約300km、神戸港と長崎港は約540km、清水港と長崎港は約830km離れています。神戸港が清水港と長崎港のあいだに位置し、東から清水、神戸、長崎の順に並びます。