日本三大カレーとは、神奈川県横須賀市の「海軍カレー」、北海道札幌市の「スープカレー」、石川県金沢市の「金沢カレー」を指します。いずれも各地域で独自に発展したご当地カレーで、それぞれ異なる歴史と特徴を持っています。日本のカレー文化の多様性を象徴する三大カレーとして、全国のカレーファンに愛されています。
A.横須賀海軍カレーです。1908年に発行された海軍の「海軍割烹術参考書」にカレーライスのレシピが掲載されたのが始まりとされます。金沢カレーの原型は1961年、札幌スープカレーの起源は1971年とされています。
A.札幌スープカレーはとろみのないスープ状で、金沢カレーは濃厚でドロッとした黒に近い濃い茶色のルーです。スープカレーは骨付きチキンレッグと野菜が入りご飯は別皿、金沢カレーはステンレスの皿にカツとキャベツの千切りを添え、フォークまたは先割れスプーンで食べます。
A.海軍時代の栄養バランスを再現するためです。横須賀市には「よこすか海軍カレー」の認定制度があり、サラダと牛乳を添えて提供することが条件になっています。もともと軍艦での長期航海における栄養バランスを考えて採用されたカレーでした。
A.海軍で毎週金曜日にカレーを食べていた習慣で、長期航海中に曜日感覚を失わないための工夫として生まれました。この伝統は現在の海上自衛隊にも受け継がれ、海上自衛隊横須賀地方総監部では毎週金曜日に「金曜カレー」を提供しています。
A.神奈川県、北海道、石川県に分かれ、直線距離で横須賀海軍カレーと金沢カレーが約310km、金沢カレーと札幌スープカレーが約830km、横須賀海軍カレーと札幌スープカレーが約880km離れています。