日本三大仏

日本三大仏

奈良の東大寺盧舎那仏、鎌倉の高徳院阿弥陀如来、そして富山県高岡市の高岡大仏を日本三大仏と呼びます。奈良と鎌倉の二尊は古くから揺るぎない存在ですが、三番目については兵庫大仏が戦時中に供出されて以降、高岡大仏・岐阜大仏・東京大仏などいくつかの説があり、鋳物の町の技術が生んだ高岡大仏を挙げるのが一般的です。時代も姿も異なる三尊の大仏を巡れば、日本人が仏に託してきた祈りの歴史をたどることができます。

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鎌倉大仏(高徳院阿弥陀如来像)
⛩️ 寺社⛰️ 名所
📍 神奈川県 鎌倉市

鎌倉大仏(高徳院阿弥陀如来像)

(かまくらだいぶつ)

神奈川県鎌倉市の高徳院に鎮座する青銅製の阿弥陀如来坐像です。1252年に造立が始まったとされ、像高約11.3メートル、重さ約121トンで、大仏殿を失って露座となった姿が鎌倉の象徴として親しまれています。鎌倉時代の姿をほぼそのまま留める大仏として、国宝に指定されています。

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高岡大仏
⛩️ 寺社⛰️ 名所
📍 富山県 高岡市

高岡大仏

(たかおかだいぶつ)

富山県高岡市の大佛寺にある青銅製の阿弥陀如来坐像で、高さは台座を含めて約15.85メートルあります。銅器の町として知られる高岡の職人たちの技術を結集し、1907年から26年の歳月をかけて1933年に完成しました。端正な顔立ちから「日本一の美男」と称され、日本三大仏の一つに数えられています。

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奈良の大仏(東大寺)
⛩️ 寺社⛰️ 名所
📍 奈良県 奈良市

奈良の大仏(東大寺)

(ならのだいぶつ)

奈良県奈良市の東大寺大仏殿に鎮座する盧舎那仏像で、日本で最も有名な大仏です。聖武天皇の発願により752年に開眼供養が行われ、像高は約15メートルに及びます。二度の焼失を経て江戸時代に再建された頭部と、創建当初の台座が同居する、奈良時代の国家事業を今に伝える国宝です。

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❓ 日本三大仏のよくある質問

Q.日本三大仏の三つ目が高岡大仏とされるのはなぜですか?

A.三番目には諸説があり、そのなかで高岡大仏を挙げるのが一般的です。兵庫大仏が戦時中に供出されて以降、高岡大仏や岐阜大仏などいくつかの説が生まれました。東京大仏を挙げる説もあり、高岡市は「日本一の美男」と呼ばれる大仏の姿を町おこしに生かして三大仏の座をアピールしてきました。

Q.日本三大仏のうち最も古いのはどれですか?

A.最も古いのは奈良の大仏(東大寺)で、752年に開眼供養が行われました。鎌倉大仏は1252年から鋳造が始まったと記され、高岡大仏は1907年に着工して1933年に開眼しました。ただし奈良の大仏の現在の頭部は、二度の焼失を経て江戸時代の1690年ごろに鋳直されたものです。

Q.日本三大仏はそれぞれ何という仏さまですか?

A.奈良の大仏は盧舎那仏、鎌倉大仏と高岡大仏はどちらも阿弥陀如来です。盧舎那仏は宇宙そのものを体現する仏とされます。与謝野晶子は鎌倉大仏を「釈迦牟尼」と詠みましたが、実際には阿弥陀如来であり、仏の種類を取り違えていたという逸話が知られています。

Q.日本三大仏の一つ、鎌倉大仏が屋外に座っているのはなぜですか?

A.大仏殿が津波で流されたためです。鎌倉大仏は当初は大仏殿に納められていましたが、室町時代の1498年に明応地震の津波で堂が流失し、それ以降は露座のまま今日に至ります。境内には大仏殿の礎石が今も残っています。

Q.日本三大仏を一度の旅で巡ることはできますか?

A.三尊は奈良県・神奈川県・富山県に分かれており、互いに遠く離れています。直線距離で奈良の大仏と鎌倉大仏は約340km、奈良の大仏と高岡大仏は約250km、鎌倉大仏と高岡大仏は約280km離れているため、それぞれを別の旅の目的地として計画するのが現実的です。

📍 所在地マップ

愛知県岐阜県京都府群馬県埼玉県山梨県滋賀県新潟県静岡県石川県長野県東京都栃木県富山県福井県福島県321奈良の大仏(東大寺)鎌倉大仏(高徳院阿弥陀如来像)高岡大仏50 km地図データ: Natural Earth
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