【概要】
浄土宗総本山・知恩院の梵鐘。日本最大級の重さを誇り、大晦日の除夜の鐘では、僧侶17人が協力して撞く姿が有名です。「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声とともに撞かれる鐘の音は京都の冬の風物詩です。
【日本最大級の巨鐘】
京都市東山区にある浄土宗総本山・知恩院の梵鐘です。寛永13年(1636年)に鋳造されたもので、高さ3.3メートル、口径2.8メートル、重さは約70トンというとてつもない大きさを誇ります。重要文化財に指定されており、その巨大さと荘厳な響きから、日本三大梵鐘の一つに数えられています。鐘楼自体も巨大で、見上げるほどの迫力があり、京都のランドマークの一つです。
【除夜の鐘の風物詩】
知恩院の「除夜の鐘」は、年末の風物詩としてテレビ中継されることでも有名です。親綱1人、子綱16人の計17人の僧侶が、「えーい、ひとーつ」「そーれ」という独特の掛け声に合わせて、全身全霊を使って撞木(しゅもく)を振るい、豪快に鐘を打ち鳴らします。そのダイナミックな姿は、一年の煩悩を吹き飛ばすような力強さに満ちており、見る者を圧倒します。
【鶯張りの回廊の近く】
鐘楼は、国宝の三門や御影堂がある境内から少し登った高台に位置しています。近くには「七不思議」の一つである「忘れ傘」や、歩くとキュッキュッと音がする「鶯(うぐいす)張り」の廊下など、見どころもたくさんあります。広大な境内を散策しながら、古都京都の重厚な歴史と文化に触れることができます。桜や紅葉の季節も美しく、多くの参拝者で賑わいます。
📅 最終更新: 2026/1/4




