日本三大美竹林(にほんさんだいびちくりん)とは、京都府の嵯峨野、岐阜県の揖斐川、山口県の岩国の三ヶ所の竹林を指します。それぞれが日本を代表する美しい竹の景勝地であり、整備された散策路や歴史的背景、あるいは野趣あふれる自然美など、地域の風土に根ざした独自の景観を持っています。
#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
A.嵯峨野の竹林は散策路の整った名所、揖斐川の竹林は暮らしのそばの里山、岩国の竹林は川と一体になった野趣が持ち味です。嵯峨野には全長約四百メートルの「竹林の小径」が続き、揖斐川では地元の人々が手入れしてきた静かな林が広がり、岩国では錦川の岸辺に竹林が続きます。
A.藩政期に錦川の護岸と水防を目的として植えられたものと伝えられます。藩主の吉川広家と吉川広正の代に、石清水八幡宮の竹を移植したとする言い伝えも残っています。錦帯橋の上流に数キロにわたって続き、千石原と呼ばれる一帯がその中心です。
A.いずれも季節ごとに表情が変わります。嵯峨野の竹林は春の若竹、夏の涼しい木陰、秋の紅葉との対比、冬の雪景色と四季それぞれに見どころがあります。揖斐川の竹林は春のタケノコ、初夏の新緑、秋の紅葉と竹の緑の対比が楽しめます。嵯峨野は日中混み合うため、静けさを求めるなら早朝が向いています。
A.三つとも人の手入れによって保たれています。嵯峨野では絶えず続けられる間伐と手入れが景観を支え、揖斐川では地元の人々が下草を刈り古い稈を間引いてきました。岩国では藪化が進んだ時期もありましたが、市民団体や海上自衛隊員が加わった再生活動で竹の小径がよみがえりつつあります。
A.三か所は京都府・岐阜県・山口県に分かれています。直線距離では嵯峨野の竹林と揖斐川の竹林が約100km、嵯峨野の竹林と岩国の竹林が約330km、揖斐川の竹林と岩国の竹林が約430km離れています。