奈良時代、平城京内外に位置し朝廷の保護を受けた7つの大寺院の総称。東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、西大寺、法隆寺を指す。仏教文化の精華であり、今なお多くの国宝・重要文化財を伝える。

(とうだいじ)
華厳宗大本山。聖武天皇の発願により建立された「大仏さん」で親しまれる寺院。世界最大の木造建築である大仏殿や、高さ15m近くある盧舎那仏坐像(大仏)は圧巻。
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(こうふくじ)
法相宗大本山。藤原氏の氏寺として繁栄した。国宝の五重塔や阿修羅像をはじめとする数多くの仏像で知られ、古都奈良を象徴する景観を作り出している。
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(がんごうじ)
真言律宗。かつては平城京の三大寺の一つで、広大な寺域を誇った。現在は極楽坊本堂と禅室が国宝に指定されており、奈良時代の瓦が今も屋根に残る。
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(だいあんじ)
高野山真言宗。南都七大寺の一つで、かつては887人もの僧侶を擁する大寺院だった。ガンダーラ美術の影響を受けた仏像など、国際色豊かな文化財を伝える。
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(やくしじ)
法相宗大本山。天武天皇が皇后の病気平癒を祈って建立。解体修理を終えた国宝の東塔と、昭和・平成に復元された西塔や金堂などが美しい伽藍を見せる。「凍れる音楽」と称される東塔は必見。
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(さいだいじ)
真言律宗総本山。孝謙上皇(称徳天皇)の発願により建立。かつては東大寺と並ぶ大寺院だった。大茶盛式などの行事でも知られ、本堂や愛染明王坐像などが重要文化財。
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(ほうりゅうじ)
聖徳宗総本山。聖徳太子ゆかりの寺院。世界最古の木造建築群として知られ、日本で初めてユネスコ世界文化遺産に登録された。飛鳥時代の美を伝える仏像や建造物が多数残る。
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