奈良時代、平城京内外に位置し朝廷の保護を受けた7つの大寺院の総称です。東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺、西大寺、法隆寺を指します。仏教文化の精華であり、今なお多くの国宝・重要文化財を伝えています。
#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
A.興福寺、大安寺、元興寺、薬師寺の四つが平城京へ移されました。興福寺と大安寺は710年の平城遷都に伴って現在地へ移りました。元興寺は飛鳥の法興寺(飛鳥寺)を前身として718年ごろ平城京の外京へ移され、薬師寺も718年ごろ藤原京から西ノ京へ移されたと考えられています。
A.興福寺の五重塔、薬師寺の東塔、法隆寺の五重塔が知られています。興福寺の五重塔は高さ約50メートルで、木造の塔としては国内で二番目の高さです。薬師寺の東塔は高さ約34メートルで「凍れる音楽」と称され、法隆寺の五重塔は高さ約32メートルで現存する世界最古の木造建築群の一つとされます。
A.法隆寺は1993年に日本で初めての世界文化遺産に登録されました。元興寺と薬師寺も「古都奈良の文化財」の構成資産として世界文化遺産に登録されています。法隆寺には国宝と重要文化財がおよそ二千四百点も伝えられています。
A.寺ごとに特色のある行事が営まれています。東大寺では三月に二月堂で修二会(お水取り)、毎年8月に万灯供養会が営まれます。大安寺では毎年1月23日に「がん封じ笹酒祭り」が行われ、西大寺では春と秋に大きな茶碗を回し飲みする大茶盛式が営まれます。
A.七つの寺はいずれも奈良県にあり、法隆寺だけが斑鳩町、ほかの六つは奈良市にあります。直線距離で東大寺・興福寺・元興寺は互いに約1km、薬師寺と西大寺は約2kmと近く、法隆寺は薬師寺から約8km、東大寺から約13km離れています。