名古屋大学

(なごやだいがく)
📍 中部愛知県 名古屋市千種区🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

名古屋大学は、1939年に医学部と理工学部で発足した名古屋帝国大学を前身とし、九つの帝国大学のなかで最後に誕生しました。源流は1871年に名古屋藩が設けた仮病院・仮医学校とされ、初代総長は電気工学者の渋沢元治です。名古屋市千種区の東山キャンパスに立つ豊田講堂は、戦後の1960年にトヨタ自動車工業の寄付で完成した槇文彦の設計による建物で、大学の象徴となっています。

【歴史】

名古屋大学の歩みは、1871年(明治4年)に名古屋藩が設けた仮病院・仮医学校に始まるとされます。その流れをくむ官立の名古屋医科大学を母体に、1939年に医学部と理工学部からなる名古屋帝国大学が発足しました。内地では七番目、九つの帝国大学では最後の設置です。初代総長には渋沢栄一の甥にあたる電気工学者の渋沢元治が就き、1947年に名古屋大学と改称したのち、文系の学部も加わりました。

【特徴】

名古屋帝国大学は、医学と理工学という自然科学の二本柱で出発し、ものづくりの盛んな中部地方の産業と結びつきながら発展しました。医学部は鶴舞に置かれ、東山の丘陵には理工系の校舎が建てられて、戦後はそこに多くの学部が集まる東山キャンパスが形づくられました。地元の企業や卒業生とのつながりも深く、トヨタ自動車工業の寄付で建てられた豊田講堂は、その結びつきを象徴する建物です。

【見どころ】

愛知県名古屋市千種区の東山キャンパスに立つ豊田講堂は、1960年(昭和35年)に完成しました。帝国大学の時代が終わった後に建てられた講堂ですが、名古屋大学の顔として親しまれています。設計は、これが日本で最初の作品となった建築家の槇文彦で、大きな門のような構えのコンクリートの建物が、前に広がる芝生の広場へ開かれています。地下鉄名城線の名古屋大学駅のすぐそばにあります。

【トリビア】

豊田講堂は2011年に国の登録有形文化財となりました。設計した槇文彦はこの講堂で日本建築学会賞を受け、のちにプリツカー賞を受けて世界的な建築家となっています。2007年から2008年にかけての改修も槇文彦の事務所が手がけ、元の姿を生かしながら使いやすく生まれ変わった建物は、優れた改修をたたえるBELCA賞のベストリフォーム部門に選ばれました。

📅 最終更新: 2026/10/8
名古屋大学
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です