京都大学

(きょうとだいがく)
📍 近畿京都府 京都市左京区🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

京都大学は1897年に京都帝国大学として創設された、日本で二番目の帝国大学です。初代総長の木下広次は学生の自主性を重んじ、その精神は「自由の学風」として受け継がれてきました。吉田キャンパスの正門の先に立つ時計台は、1925年に武田五一の設計で完成した建物で、2003年の改修を経て百周年時計台記念館となり、大学の顔として親しまれています。

【歴史】

京都大学は1897年(明治30年)6月18日の勅令によって京都帝国大学として創設され、同じ年の9月に最初の分科大学である理工科大学が開かれました。校地には第三高等学校の土地と建物が引き継がれ、三高は南隣へ移っています。その後、法科・医科・文科の大学が順に加わり、1947年に京都大学と改称しました。初代総長の木下広次は、入学宣誓式で学生に「自重自敬」を説いたと伝えられます。

【特徴】

京都帝国大学では学生の自主性を重んじる気風が早くから育ち、のちに「自由の学風」と呼ばれるようになりました。1933年の滝川事件では、法学部の滝川幸辰教授を国が休職処分にしたことに抗議して、法学部の教授たちが辞表を出しています。理学部を卒業した湯川秀樹は1949年に日本人で初めてノーベル賞を受け、独創的な研究を尊ぶ京都大学の伝統を象徴する存在となりました。

【見どころ】

京都府京都市左京区の吉田キャンパスでは、正門の正面に時計台がそびえています。1912年に焼けた旧本館の跡に1925年(大正14年)に建てられた鉄筋コンクリート造の建物で、高さ約31メートルの時計塔が目印です。前庭には大きなクスノキが枝を広げ、館内には大学の歩みを紹介する歴史展示室があります。1893年に旧第三高等中学校の門として煉瓦と石を積んで造られた正門も、国の登録有形文化財として残っています。

【トリビア】

完成当初の時計台には、1階に法学部と経済学部の教室が入り、半円形の法経第一教室では講演会や学生大会が開かれました。2階の大ホールは2000人を収める広さで、長く入学式や卒業式の会場として使われました。2003年の改修は当初は耐震補強の計画でしたが、工事の途中で建物ごと揺れを抑える免震構造に切り替えられ、ホールを備えた記念館として生まれ変わりました。

📅 最終更新: 2026/10/8
京都大学
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です