九州大学

(きゅうしゅうだいがく)
📍 九州福岡県 福岡市東区🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

九州大学は、1903年に開かれた京都帝国大学福岡医科大学を源流とし、1911年に医科と工科の分科大学で発足した九州帝国大学を前身とします。初代総長は物理学者の山川健次郎でした。長く本拠とした福岡市東区の箱崎キャンパスは、2005年に始まった統合移転で伊都キャンパスへ移り、2018年に移転を終えました。箱崎には旧工学部本館などの近代建築が残ります。

【歴史】

九州大学の起点は1903年(明治36年)、京都帝国大学の分科大学として福岡に置かれた福岡医科大学にあります。1911年に九州帝国大学が発足すると、医科大学と箱崎に新設された工科大学の二つで歩み始め、物理学者の山川健次郎が初代総長に就きました。工科大学の建設には古河家や福岡県、福岡市などの寄付が充てられています。その後、農学部や法文学部が加わり、1947年に九州大学と改称しました。

【特徴】

九州帝国大学は東京・京都・東北に続く四番目の帝国大学で、医学と工学を柱に九州の近代化を支える人材を育てました。主な校地だった福岡県福岡市東区の箱崎キャンパスは、2005年に始まった統合移転によって糸島半島の伊都キャンパスへ移り、2018年9月に移転を終えています。伊都キャンパスは福岡市西区と糸島市にまたがる広大な敷地で、箱崎の跡地では新しいまちづくりが進められています。

【見どころ】

箱崎に残る旧工学部本館は、1930年(昭和5年)に完成した鉄骨鉄筋コンクリート造の建物で、塔屋を戴いた重厚な外観が箱崎キャンパスの顔でした。1925年に倉田謙の設計で建てられた旧本部第一庁舎や、正門と門衛所などとともに、2023年に国の登録有形文化財となりました。跡地の再開発の中でも保存して生かす方針が示されていますが、近づける範囲は工事の進み具合で変わることがあります。

【トリビア】

旧本部第一庁舎は、1923年の火災で焼けた旧工科大学本館の煉瓦や礎石を使い、元の姿に近づけて建てられたと伝わります。旧工学部本館はいま、九州大学総合研究博物館の研究の拠点として使われています。初代総長の山川健次郎は会津出身で、日本で最初期の理学博士の一人です。のちに東京帝国大学の総長に戻り、明治専門学校の初代総裁も務めています。

📅 最終更新: 2026/10/8
九州大学
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です