北海道大学

(ほっかいどうだいがく)
📍 北海道北海道 札幌市北区🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

北海道大学は、1876年にクラーク博士を教頭に迎えて開校した札幌農学校を源流とします。1907年に東北帝国大学農科大学となったのち、1918年に五番目の帝国大学である北海道帝国大学として独立し、農学校一期生の佐藤昌介が初代総長に就きました。札幌市北区のキャンパスには、古河家の寄付で1909年に建てられた白い洋風建築の古河講堂が残り、草創期の面影を伝えています。

【歴史】

北海道大学の源流は、1876年(明治9年)8月14日に開校した札幌農学校です。教頭のクラーク博士が札幌にいたのは8か月ほどでしたが、その教えは一期生に深い影響を残しました。1907年に東北帝国大学農科大学へ移行したのち、1918年4月1日に北海道帝国大学として独立し、一期生の佐藤昌介が初代総長に就いています。その後、医学部や工学部、理学部が置かれ、1947年に北海道大学と改称しました。

【特徴】

北海道帝国大学は、農学を土台に、開拓の現場と結びついた実学の伝統を受け継いで歩みました。佐藤昌介は札幌農学校の校長、東北帝国大学農科大学の学長、北海道帝国大学の総長と職を重ね、三十年以上にわたって学校を率いたことから「北大の父」と呼ばれています。クラーク博士が残したとされる「青年よ大志を抱け」の言葉は、いまも北海道大学の精神を表すものとして語り継がれています。

【見どころ】

北海道札幌市北区の札幌キャンパスに立つ古河講堂は、1909年(明治42年)に林学教室として建てられた木造の洋風建築です。フランス・ルネサンス風とされる白い外観が構内の緑に映え、国の登録有形文化財になっています。内部は公開されておらず、改修などで見え方が変わることもありますが、構内にはポプラ並木や札幌農学校第2農場もあり、四季ごとに表情を変える広いキャンパスを歩いて楽しめます。

【トリビア】

古河講堂は、足尾銅山の鉱毒問題で批判を受けていた古河家が、帝国大学の新設のために国へ寄付した資金で建てられたと伝わります。同じ寄付は九州帝国大学の工科大学の建設にも充てられました。また札幌の中心部に立つ札幌市時計台は、1878年に札幌農学校の演武場として建てられた建物で、北海道大学の前身の姿を街なかに伝えています。

📅 最終更新: 2026/10/8
北海道大学
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です