日本三大つるし飾り

日本三大つるし飾り

日本三大つるし飾りとは、子供の健やかな成長と幸福を願い、布で作った小さな縁起物をたくさん吊るして飾る日本の美しい伝統文化です。静岡県の「雛のつるし飾り」、山形県の「傘福」、福岡県の「さげもん」の三つが代表的で、いずれも江戸時代から庶民の温かい愛情によって育まれ、今日でも華やかなお祭りとして町全体を彩っています。

日本三大図鑑>日本三大つるし飾り
傘福
🎭 文化🥢 名産
📍 山形県 酒田市

傘福

(かさふく)

傘福は、山形県酒田市で江戸時代に北前船の交易で栄えた商人たちが、商売繁盛や子孫繁栄を願って観音堂などに奉納したのが始まりとされる飾りです。朱塗りの大きな和傘の骨組みに沿って絹の端切れで作った野菜や宝袋などの細工物を吊るし、傘は神仏が降臨する目印と考えられてきました。一度途絶えかけましたが2005年に酒田商工会議所女性会の手で復活し、旧料亭「山王くらぶ」に常設展示されています。

傘福の詳細を見る »
雛のつるし飾り
🎭 文化🥢 名産
📍 静岡県 東伊豆町

雛のつるし飾り

(ひなのつるしかざり)

雛のつるし飾りは、静岡県東伊豆町の稲取温泉に江戸時代後期から伝わる風習で、雛人形を買えない親たちが子供の成長を願って布細工を縫い、赤い輪から吊るして奉納したのが始まりです。桃は長寿、猿は厄が去るなど約50種類の細工物にはそれぞれ意味があり、五列に十一個ずつを一対にした百十個が基本の形とされます。毎年1月中旬から3月下旬には「雛のつるし飾りまつり」が開かれます。

雛のつるし飾りの詳細を見る »
さげもん
🎭 文化🥢 名産
📍 福岡県 柳川市

さげもん

(さげもん)

さげもんは、福岡県柳川市で江戸時代末期に女の子の初節句を祝う風習として城下町の奥女中の間で始まったとされる飾りです。七本の糸に七個ずつ計四十九個の細工物を吊るし、中央に大きな「柳川まり」二つを下げて合計五十一個とする決まりがあり、人生五十年の時代に長生きを願う心が込められています。毎年2月中旬から4月上旬の「柳川雛祭り さげもんめぐり」では町中に飾られます。

さげもんの詳細を見る »

❓ 日本三大つるし飾りのよくある質問

Q.日本三大つるし飾りはそれぞれ何から吊るして飾るのですか?

A.三つとも布の細工物を吊るしますが、吊るす土台が異なります。雛のつるし飾りは赤い輪から赤い糸を垂らし、さげもんは竹の輪から吊るします。傘福は朱塗りの大きな和傘の骨組みに沿って細工物を吊るすのが最大の特徴で、傘は神仏が降臨する目印と考えられてきました。

Q.雛のつるし飾りとさげもんでは細工物の数はどう違いますか?

A.雛のつるし飾りは赤い糸五列に十一個ずつを吊るし、それを一対にして百十個そろえるのが基本の形とされます。さげもんは七本の糸に七個ずつ計四十九個を吊るし、中央に二つの「柳川まり」を下げて合計五十一個とする決まりがあり、人生五十年の時代に長生きを願う心が込められています。

Q.日本三大つるし飾りはどのように始まったのですか?

A.三つとも江戸時代に生まれた飾りです。雛のつるし飾りは雛人形を買えなかった親が子の成長を願って手作りで奉納したのが始まりとされ、さげもんは城下町の奥女中の間で女の子の初節句を祝う風習として始まったとされます。傘福は北前船の交易で栄えた商人が商売繁盛や子孫繁栄を願い、観音堂などに奉納したのが始まりとされます。

Q.日本三大つるし飾りはいつ見られますか?

A.雛のつるし飾りは毎年1月中旬から3月下旬の「雛のつるし飾りまつり」、さげもんは2月中旬から4月上旬の「柳川雛祭り さげもんめぐり」で飾られます。傘福は旧料亭「山王くらぶ」に常設展示されており、毎年2月下旬から秋にかけて「湊町酒田の傘福展」が開かれます。

Q.日本三大つるし飾りの産地はどのくらい離れていますか?

A.静岡県東伊豆町、山形県酒田市、福岡県柳川市と三つの県に分かれています。直線距離で雛のつるし飾りと傘福は約460km、雛のつるし飾りとさげもんは約820km、傘福とさげもんは約1060km離れています。

📍 所在地マップ

岩手県新潟県福島県213雛のつるし飾り傘福さげもん200 km地図データ: Natural Earth
  1. 1雛のつるし飾りGoogle マップ
  2. 2傘福Google マップ
  3. 3さげもんGoogle マップ