日本三大棚田とは、新潟県十日町市の星峠の棚田・三重県熊野市の丸山千枚田・佐賀県唐津市の大浦の棚田を指します。いずれも農林水産省「日本の棚田百選」に選定された名所で、水鏡に空を映す幻想的な光景や、千枚を超える段々畑が織りなす壮大なスケール、海を望む絶景の棚田と、三者三様の美しさを持ちます。日本の原風景を今に伝える棚田は、先人の知恵と自然が調和した文化的景観として世界からも注目を集めています。
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A.星峠の棚田は大小約200枚、丸山千枚田は約1340枚、大浦の棚田は約1000枚の田んぼが斜面に連なります。丸山千枚田はかつて2240枚ありましたが一時は530枚まで減少し、1993年に結成された丸山千枚田保存会の復田活動で約1340枚まで回復しました。
A.地形と眺めの主役が異なります。星峠の棚田は田んぼが魚の鱗のように広がり、水鏡や雲海との組み合わせで知られます。丸山千枚田は急斜面に小さく不整形な田んぼが幾重にも重なり、大浦の棚田は玄界灘に向かって段々と下る「海棚田」の景観が特徴です。
A.星峠の棚田の水鏡は5月中旬から6月上旬の田植え期と、10月下旬から11月の稲刈り後がベストシーズンです。丸山千枚田は田植え直後の6月と稲穂が色づく9月、大浦の棚田は5月から6月の田植え時期と9月から10月の稲穂が黄金色に輝く時期が見頃です。
A.6月に行われる、害虫を追い払う伝統行事です。約1300本の松明が棚田の畔に灯される幻想的な光景は圧巻で、今日では一大観光イベントとなっています。
A.三つの棚田は新潟県、三重県、佐賀県にあります。直線距離で星峠の棚田と丸山千枚田は約430km、丸山千枚田と大浦の棚田は約570km、星峠の棚田と大浦の棚田は約890km離れています。