日本三大芋煮とは、山形県中山町の芋棒煮・島根県津和野町の芋煮・愛媛県大洲市のいもたきを指します。交通新聞社の旅行雑誌『旅の手帖』で紹介されたことをきっかけに、2014年から3市町が連携してPR活動を展開しています。江戸時代の舟運文化から生まれた山形、藩政時代の観月会に由来する津和野、農民の親睦行事「お籠もり」を起源とする大洲と、各地の歴史と風土が育んだ秋の味覚です。
A.交通新聞社の旅行雑誌『旅の手帖』で紹介されたことがきっかけです。これを受けて、2014年から山形県中山町・島根県津和野町・愛媛県大洲市の3市町が連携してPR活動を展開しています。
A.三つとも里芋が主役ですが、味わいは大きく異なります。中山町の芋煮は牛肉を使う醤油ベース、津和野の芋煮は焼いた小鯛の出汁に鯛のほぐし身を合わせた澄まし仕立て、大洲のいもたきは鶏肉や油揚げ、こんにゃくを醤油ベースのほんのり甘い味付けで煮込みます。
A.起源は三者三様です。中山町の芋煮は最上川舟運の船頭たちが川岸で棒鱈と里芋を煮たのが始まりとされ、津和野の芋煮は津和野藩の十五夜の観月会に由来します。大洲のいもたきは、農民が収穫を祝う「お籠もり」で里芋を持ち寄って煮たのが始まりとされます。
A.いずれも秋を中心に開かれます。中山町の芋煮では毎年9月に「日本一の芋煮会フェスティバル」があり、津和野の芋煮では毎年10月の第3日曜に「芋煮と地酒の会」が開かれます。大洲のいもたきは毎年8月下旬から10月上旬にかけて肱川河畔に会場が設けられます。
A.産地は山形県・島根県・愛媛県に分かれています。直線距離で津和野の芋煮と大洲のいもたきは約130kmと近い一方、中山町の芋煮と津和野の芋煮は約870km、中山町の芋煮と大洲のいもたきは約880km離れています。