日本三大火祭り

日本三大火祭り

炎そのものを神聖視し、浄化や豊穣の力として崇める日本の伝統的な祭りの総称です。巨大な松明(たいまつ)が燃え盛る勇壮な光景は、観る者を圧倒します。代表的なものとして「松明あかし(福島県)」、「大善寺玉垂宮の鬼夜(福岡県)」、「那智の扇祭り(和歌山県)」が挙げられます。

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松明あかし
🏮 祭
📍 福島県 須賀川市

松明あかし

(たいまつあかし)

福島県須賀川市で400年以上続く、晩秋の夜空を焦がす鎮魂の祭りです。伊達政宗軍との戦いで散った須賀川城主と将兵の霊を弔うために始まったと伝えられます。長さ10メートル、重さ3トンもの大松明をはじめ約30本の松明が五老山に立ち並び、燃え上がる様子は圧巻です。

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那智の扇祭り
🏮 祭
📍 和歌山県 那智勝浦町

那智の扇祭り

(なちのおうぎまつり)

世界遺産・熊野那智大社の例大祭で、通称「那智の火祭り」と呼ばれます。高さ6メートルの扇神輿(おうぎみこし)12体と、重さ50キロの大松明12本が、那智の滝へと続く石段で競演します。神々が滝へ里帰りする様子を表現しています。

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大善寺玉垂宮の鬼夜
🏮 祭
📍 福岡県 久留米市

大善寺玉垂宮の鬼夜

(だいぜんじたまたれぐうのおによ)

福岡県久留米市の大善寺玉垂宮で行われる、1600年の歴史を持つ追儺(ついな)の神事です。国の重要無形民俗文化財に指定されています。直径1メートル、長さ13メートルの巨大な「日本一」の大松明6本が、締め込み姿の数百人の氏子によって境内を引き回されます。

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❓ 日本三大火祭りのよくある質問

Q.日本三大火祭りはそれぞれいつ行われますか?

A.松明あかしは毎年11月の第2土曜日、大善寺玉垂宮の鬼夜は毎年1月7日の夜、那智の扇祭りは毎年7月14日に営まれます。晩秋、正月、夏とそれぞれ季節が異なるため、三つの火祭りの開催日が重なることはありません。

Q.日本三大火祭りの三つは、それぞれ何を祈る祭りですか?

A.込められた祈りはそれぞれ異なります。松明あかしは戦死した須賀川城主方の将兵の霊を弔う鎮魂の祭り、大善寺玉垂宮の鬼夜は年の初めに鬼を追い払い一年の災厄を除く追儺の神事です。那智の扇祭りは、熊野の神々が那智の大滝へ里帰りする神事と位置づけられています。

Q.日本三大火祭りの大松明はどれくらいの大きさですか?

A.祭りごとに大きさも扱い方も異なります。松明あかしの大松明は長さ約10メートル、重さ約3トンで、大善寺玉垂宮の鬼夜の大松明は長さ約13メートル、重さ約1.2トンに達します。那智の扇祭りの大松明はすべて檜で作られ、重さ50キロにもなるものを白装束の氏子が担いで石段を上り下りします。

Q.日本三大火祭りのうち、国の重要無形民俗文化財に指定されているのはどれですか?

A.大善寺玉垂宮の鬼夜と那智の扇祭りです。大善寺玉垂宮の鬼夜は平成6年(1994年)に、那智の扇祭りは平成27年(2015年)3月に指定されました。松明あかしは、炎が織りなす夜景の美しさが評価され、日本夜景遺産に認定されています。

Q.日本三大火祭りの開催地はどれくらい離れていますか?

A.福島県、福岡県、和歌山県の3つの県に分かれています。直線距離で松明あかしと大善寺玉垂宮の鬼夜は約1000km、松明あかしと那智の扇祭りは約570km、大善寺玉垂宮の鬼夜と那智の扇祭りは約500km離れています。開催日も異なるため、それぞれの祭りの日に合わせて訪ねることになります。

📍 所在地マップ

岐阜県広島県山形県静岡県長野県兵庫県132松明あかし大善寺玉垂宮の鬼夜那智の扇祭り200 km地図データ: Natural Earth
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