大沼三湖は、北海道七飯町の大沼国定公園に広がる大沼・小沼・蓴菜沼の三つの湖沼をまとめて呼ぶ名です。いずれも北海道駒ヶ岳の噴火による噴出物が川をせき止めてできた堰止湖とされ、湖面には126もの小島が浮かびます。1958年に一帯が国定公園に指定され、2012年には三つの湖を合わせた1,236ヘクタールが「大沼」としてラムサール条約湿地に登録されました。
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A.北海道駒ヶ岳の噴火による噴出物が川をせき止めてできた堰止湖とされます。北海道の資料は、その時期を1640年の寛永の大噴火に結びつけて説明しています。湖に浮かぶ小島は、山から押し寄せた土砂が積み重なった流れ山と呼ばれる地形で、大沼には126もの小島が浮かびます。
A.大沼が最も広い湖です。環境省の資料によれば、ラムサール条約湿地としての面積は大沼が616ヘクタール、小沼が484ヘクタール、蓴菜沼が136ヘクタールです。三つの湖を合わせた1,236ヘクタールが、2012年に「大沼」としてラムサール条約湿地に登録されました。
A.水草のジュンサイがよく採れることに由来します。ジュンサイは漢字で蓴菜と書き、この字がそのまま沼の名前になりました。ジュンサイはスイレンの仲間の水草で、夏になると蓴菜沼の水面に小さな葉が一面に広がり、6月下旬ごろから8月ごろまで摘み取りが行われます。
A.冬は凍った湖面でのワカサギ釣りが楽しめ、大沼と小沼をつなぐ水路ではオオハクチョウが見られます。水路の付近は水の流れが速く凍りにくいため、ほとりの白鳥台セバットには凍らない水面にオオハクチョウが集まります。飛来の時期はおおむね12月下旬から3月上旬とされますが、年によって変わります。
A.三つとも北海道七飯町の大沼国定公園にあり、直線距離で大沼と小沼、小沼と蓴菜沼はそれぞれ約3km、大沼と蓴菜沼は約4km離れています。小沼と大沼を高い所から見下ろすなら、標高303メートルの日暮山の展望台から、小沼と大沼と駒ヶ岳が重なり合う眺めが広がります。