📍 北海道北海道 七飯町🌿 自然⛰️ 名所

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【概要】

小沼は、北海道七飯町にある大沼三湖のひとつで、大沼の南西に寄り添うように広がる湖です。大沼とは細くくびれた水路でつながり、二つの湖を分ける地峡の上をJR函館本線が走っています。湖面には流れ山がつくった小島が点々と浮かび、晴れた日には北の空に北海道駒ヶ岳の鋭い山頂がそびえます。大沼より人出が少なく、落ち着いた湖畔の景色を楽しめます。

【歴史】

小沼は、大沼や蓴菜沼と同じく、北海道駒ヶ岳の噴火で流れ出た噴出物が川の流れをせき止めて生まれた湖とされます。北海道の資料は、その時期を1640年の寛永の大噴火に結びつけて説明しています。湖に浮かぶ小島は、山から押し寄せた土砂が積み重なった流れ山と呼ばれる地形です。1958年には大沼とともに国定公園に、2012年にはラムサール条約湿地に含まれました。

【特徴】

環境省の資料によれば、ラムサール条約湿地としての小沼の面積は484ヘクタールで、616ヘクタールの大沼に次ぐ広さです。大沼とは狭い水路でつながっており、くびれた水路の付近は水の流れが速いため、厳しい冬でも凍りにくいといわれます。湖岸には湿地や水辺の林が残り、渡ってきた水鳥の休み場にもなっています。観光の中心となる大沼公園からも近い湖です。

【見どころ】

大沼と小沼をつなぐ水路のほとりにある白鳥台セバットは、冬になると凍らない水面にオオハクチョウが集まる観察地として知られます。飛来の時期はおおむね12月下旬から3月上旬とされますが、年によって変わります。二つの湖を高い所から見下ろすなら標高303メートルの日暮山の展望台がよく、小沼と大沼と駒ヶ岳が重なり合う眺めが広がります。

【トリビア】

日暮山という名は、山に登った人があまりの眺めに見とれ、日が暮れるまで去りがたかったという話に由来すると伝えられます。また、小沼のほとりを通るJR函館本線は、近くの大沼駅で駒ヶ岳の西側を回る線路と、東側の海沿いへ向かう砂原支線とに分かれます。列車の窓から小沼の水面が見える区間もあり、鉄道の旅の車窓としても親しまれています。

📅 最終更新: 2026/10/20
小沼
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です