木曽三川

木曽三川

木曽三川は、濃尾平野を流れて伊勢湾に注ぐ木曽川・長良川・揖斐川の三つの大河をまとめて呼ぶ名です。かつて下流では三本の川が網の目のようにつながり、輪中の村々はたびたび洪水に苦しみました。1754年から翌年にかけて薩摩藩が幕府の命で宝暦治水に挑み、明治20年からはオランダ人技師デ・レーケの計画をもとに三川を分ける工事が進められました。いまは流域に国営木曽三川公園が広がっています。

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木曽川
🌿 自然🏯 歴史
📍 愛知県 犬山市

木曽川

(きそがわ)

木曽川は、木曽の山地から伊勢湾へ注ぐ大河で、1927年の日本八景では河川の部の一席に選ばれました。評価の的になったのは、白い奇岩の間に急流と淵が交互に現れる中流の峡谷で、地理学者の志賀重昂がドイツのライン川になぞらえて日本ラインと呼んだ区間です。愛知県犬山市にある犬山橋のあたりがその下流側の入口にあたります。

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長良川
🌿 自然🏯 歴史
📍 岐阜県 岐阜市

長良川

(ながらがわ)

長良川は岐阜県郡上市の大日ヶ岳に源を発する木曽川水系の一級河川で、日本三大清流の一つです。濃尾平野を流れる都市河川でありながら清流を保ち、1300年以上の歴史を持つ伝統的な鵜飼が行われています。「清流長良川の鮎」は世界農業遺産に認定されています。

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揖斐川
🌿 自然🏯 歴史
📍 岐阜県 揖斐川町

揖斐川

(いびがわ)

揖斐川は、岐阜県と福井県の境にそびえる冠山の付近に源を発し、西濃地方を南へ下って伊勢湾に注ぐ、幹川流路延長約121キロメートルの一級河川です。木曽三川のなかではもっとも西を流れ、上流には総貯水容量が日本一の徳山ダムや紅葉の名所の揖斐峡があります。下流では長良川と千本松原の堤をはさんで肩を並べ、桑名の町の先で海へ出ます。

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❓ 木曽三川のよくある質問

Q.木曽三川の下流では、なぜ洪水がたびたび起きたのですか?

A.かつて下流では三本の川が網の目のようにつながっていたためです。濃尾平野は西へ向かって低くなっているため、揖斐川の下流には川床の高い木曽川や長良川の水が流れ込み、洪水が絶えませんでした。輪中の村々はたびたび洪水に苦しんできました。

Q.木曽三川の治水はどのように進められたのですか?

A.江戸時代の宝暦治水と、明治の三川分流工事が大きな節目です。1754年から翌年にかけて、薩摩藩が幕府の命で油島に揖斐川と長良川の流れを分ける締切堤を築き、多くの犠牲を払いました。完全な分流が実現したのは、明治20年に始まり、オランダ人技師デ・レーケの計画をもとに進められた三川分流工事によってです。

Q.木曽三川で宝暦治水をしのべる場所はどこですか?

A.揖斐川下流の海津市にある千本松原と治水神社です。千本松原は揖斐川と長良川のあいだの背割堤に松並木が続く場所で、近くには宝暦治水を指揮した平田靱負をまつる治水神社があります。揖斐川と長良川はこの堤をはさんで肩を並べて流れています。

Q.木曽三川の木曽川と長良川では、どちらも鵜飼が行われていますか?

A.はい、木曽川と長良川のどちらでも鵜飼が行われています。長良川鵜飼は1300年以上続く伝統漁法で、岐阜市内で催され、鵜匠は宮内庁式部職鵜匠という国家公務員の身分を持ちます。木曽川でも夏に千三百年ほど続くという鵜飼が行われ、観覧船から篝火と鵜匠の手さばきを眺められます。

Q.木曽三川の三つの川はどれくらい離れていますか?

A.下流では三つの川が近づき、揖斐川と長良川は千本松原の堤をはさんで並んで流れます。記事で取り上げた地点どうしの直線距離は、犬山市の木曽川と岐阜市の長良川が約17km、岐阜市の長良川と揖斐川町の揖斐川が約20km、木曽川と揖斐川が約40kmです。

📍 所在地マップ

愛知県岐阜県京都府三重県滋賀県静岡県石川県大阪府長野県福井県321木曽川揖斐川50 km地図データ: Natural Earth
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