奥飛騨温泉郷は、岐阜県高山市にある平湯温泉・福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉という五つの温泉地の総称です。三千メートル級の北アルプスの西麓に、谷に沿ってV字を描くように点在し、毎分四万四千リットルを超えるといわれる豊かな湧出量を背景に、川べりや林の中に数多くの露天風呂がひらかれてきました。1964年に平湯温泉、1968年に残る四つが国民保養温泉地に指定されています。
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A.1964年に平湯温泉が、1968年に残る四つが国民保養温泉地に指定されました。平湯温泉は1964年6月11日に、奥飛騨でもっとも早く指定されています。福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉は、1968年に奥飛騨温泉郷の一つとして指定されました。
A.平湯温泉には、戦国時代に武田軍の一隊が白猿に導かれて湯を見つけたという伝説が語り継がれています。福地温泉には平安時代に村上天皇が湯治に訪れたという入湯伝説が伝わり、新穂高温泉にも武田信玄の家来が湯に入ったという話が伝わります。
A.新穂高温泉と平湯温泉が北アルプスへの玄関口になっています。新穂高温泉には槍ヶ岳や穂高連峰、笠ヶ岳へ向かう登山道の起点と新穂高ロープウェイがあり、平湯温泉には上高地や乗鞍岳へのバスが発着する平湯バスターミナルがあります。
A.平湯温泉の平湯大滝と、新平湯温泉のタルマの滝が見られます。平湯大滝は日本の滝百選に選ばれ、厳しい寒さの時期には巨大な氷の柱になります。タルマの滝は落差およそ40メートルで、寒さの厳しい時期には氷の壁へと姿を変えます。
A.五つの温泉地はいずれも岐阜県高山市にあります。直線距離では福地温泉と新平湯温泉が約1km、新平湯温泉と栃尾温泉が約2km、平湯温泉と新穂高温泉が約8km離れています。新平湯温泉は温泉郷のほぼ中ほどにあり、湯めぐりの拠点として使いやすい場所です。