【概要】
江戸時代中期の俳人・画家。芭蕉に憧れ、その復興(蕉風復古)を目指した。画家としても一流であり、視覚的な美しさを言葉で表現する絵画的な句風が特徴。「俳画」の創始者としても知られる。
【人物像】
江戸時代中期の俳人であり、南画(文人画)の大家でもあります。摂津国(大阪府)出身。芭蕉を深く尊敬し、芭蕉の足跡を辿る旅も行いました。芭蕉が亡くなってから時間が経ち、俗化していた俳諧界において、芭蕉へ帰ることを唱える「芭蕉復興運動」の中心人物となり、「中興の祖」あるいは「昭和の芭蕉」と呼ばれました。
【代表作・特徴】
「菜の花や月は東に日は西に」のように、画家としての才能を活かした、視覚的で色彩豊かな写生的な句(絵画的俳句)が最大の特徴です。情景が一枚の絵のように鮮やかに目に浮かぶ表現を得意としました。ロマンチシズムにあふれ、古典文学への造詣も深い格調高い句を残しています。
【トリビア】
画家としても一流で、国宝級の屏風絵『夜色楼台図』などを残しています。「俳画」という、俳句にさらっとした絵を添えるジャンルを大成させた人物でもあります。実は芭蕉よりかなり後の時代の人で、直接の面識はありませんでしたが、その尊敬の念は並々ならぬものがありました。
📅 最終更新: 2026/1/3




