山形城

(やまがたじょう)
📍 東北山形県 山形市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

山形城は、1356年に斯波兼頼が築いたと伝わる城で、山形県山形市の中心部にある輪郭式の平城です。現在に残る縄張りの原型は、関ヶ原の戦功で五十七万石の大名となった最上義光が整えたものです。本丸・二の丸・三の丸を三重の堀と土塁で囲み、霞城の別名を持ちます。城跡は霞城公園として親しまれ、1991年に復原された二の丸東大手門や本丸の一文字門の石垣を見ることができます。

【歴史】

山形城は、1356年に羽州探題として入部した斯波兼頼が築いたと伝わる城で、その子孫がのちに最上氏を称しました。現在に残る縄張りの原型は、関ヶ原の戦いの功によって五十七万石の大名となった十一代の最上義光が整えたものです。最上氏の改易後は城主がたびたび交代し、藩の石高が下がるにつれて広大な城域は次第に維持できなくなりました。

【特徴】

山形城は本丸・二の丸・三の丸を三重の堀と土塁で囲む輪郭式の平城で、平地にこれほどの規模を築いた例は全国的にも珍しいといえます。三の丸まで含めた城域は現在の市街地の広い範囲に及んだと伝わります。城が霞に包まれて見えなくなったという伝承から霞城の別名を持ち、山形県山形市の中心部に今も広大な城跡が残されています。

【見どころ】

1991年に復原された二の丸東大手門は、櫓門と高麗門、続櫓からなる堂々たる構えで、公開の時期には門櫓の内部に上がることができます。本丸では一文字門の石垣と大手橋が整備され、高麗門も復原されました。城跡一帯は霞城公園として親しまれ、千本を超える桜が堀端を彩る春には、多くの花見客でにぎわいます。園内には市郷土館や博物館が置かれ、城下町の歴史を学びながら城跡を巡れます。

【トリビア】

山形城は日本百名城の第十番です。二の丸東大手門のそばには最上義光の騎馬像が立ち、長谷堂合戦で自ら軍を率いた勇姿を伝えています。城跡の一角には明治期に建てられた旧済生館本館が移築保存されており、円形の中庭を囲む擬洋風建築として国の重要文化財に指定され、あわせて見学する人が多い建物です。最上義光は関ヶ原の戦功によって五十七万石を領し、東北屈指の大名へと駆け上がりました。

📅 最終更新: 2026/9/25
山形城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です