堤山

(つつまやま)
📍 香川県 綾川町🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

堤山は羽床富士と呼ばれる讃岐七富士のひとつで、標高は202メートルです。丸亀市との境に大小ふたつのこぶを並べたような姿で立ち、麓の羽床の集落から参道のような登山道がのびています。山頂には天神神社と劔神社、石鎚神社をまとめた堤山三社が祀られ、三等三角点も置かれた静かな頂です。読みはつつまやまとされ、つつみやまとも呼ばれます。

【歴史】

堤山という名の由来は定かではありません。山から北の対岸へ渡すように長い盛り土の堤が残っていることから、綾川の流れを変えたり氾濫を受け止めたりするための堤の跡ではないかと考えられており、その堤のそばの山だから堤山と呼ばれたという見方が有力とされます。図書館のレファレンス記録でも由来は特定できないとされています。

【特徴】

香川県綾川町にある堤山は、大小ふたつの峰が連なる山容が讃岐七富士のなかでも見分けやすい目印になっています。登山道は参道として整えられ、二合目から九合目まで表示板が立つので、歩いた分だけ進み具合がわかります。急な登りが続きますが標高は202メートルほどで、短い時間で登りきれる里山です。山頂までは急ぎ足なら三十分ほどで、家族連れにも歩かれています。

【見どころ】

山頂の堤山三社には天神神社と劔神社、石鎚神社が並び、剣山と石鎚山という四国の二つの修験の山への信仰が、ひとつの頂で重なっているところが興味深い点です。木立に包まれているため展望は限られますが、登り口までは高松琴平電気鉄道琴平線の羽床駅から歩けるため、電車でも訪ねやすい山です。麓の羽床公民館の前から歩き出す道もあります。

【トリビア】

羽床富士という呼び名は麓の羽床の地名からきており、讃岐七富士はいずれもこのように地元の地名を冠した郷土富士です。堤山の読みは「つつまやま」とされる一方で「つつみやま」と読む資料もあり、地元でも両方の呼び方が聞かれます。山頂には三等三角点が置かれ、測量の基準点としても使われてきました。駐車場に通じる道は細いため、小さな車で訪ねるほうが安心です。

📅 最終更新: 2026/9/14
堤山
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です