📍 富山県 立山町🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

雄山は富山県立山町にある標高3003メートルの峰で、立山と総称される三峰のうち最も南に位置します。山頂の一帯は雄山神社峰本社の境内で、夏の登拝期間には神職が入り、登山者の安全を願う祈祷が行われます。社殿のそばには標高点を示す大きな黒御影石の標石が据えられ、その南南西には点名を立山とする一等三角点の標石も置かれています。

【歴史】

雄山は大宝元年に越中国司佐伯有若の子有頼が白鷹と熊の霊異に導かれて開いたと伝わり、室堂平の玉殿岩窟で立山権現の霊示を受けたという説話が語り継がれてきました。貞観五年には雄山神が正五位上を授けられた記録が残り、江戸時代には加賀藩前田家が社殿の造営を担いました。越中の村では十五、六歳で集団登拝する成人儀礼も広く行われていました。

【特徴】

雄山は標高3003メートルで、立山と総称される三峰のうち最も南に構えます。山頂一帯は雄山神社峰本社の境内で、社殿の右手前には標高点を示す大きな黒御影石の標石が据えられ、その約七十メートル南南西に点名を立山とする一等三角点の標石が置かれています。西の斜面には氷河地形の山崎カールが刻まれ、国の天然記念物に指定されています。

【見どころ】

富山県立山町にある室堂から浄土山との鞍部である一ノ越へ登り、そこから岩まじりの急斜面を一ノ越、二ノ越と数えながら登りつめると山頂に着きます。三ノ越の巨岩には昭和二年に完成した昭和天皇の御製の歌碑があります。夏の登拝期間には神職が入って安全を願う祈祷が行われますが、受付の期間や時間は年ごとに変わります。

【トリビア】

立山登拝には麓の河原で拾った石を携え、雄山の山頂に供える習わしが今も受け継がれています。雄山の東側の斜面には御前沢氷河があり、全長は約七百メートル、平成二十四年に日本雪氷学会によって現存する氷河であることが確認されました。雄山は一等三角点百名山のひとつにも数えられており、明治二十七年に陸地測量部が入って測量を行った、日本の測量史の上でも節目となった山です。

📅 最終更新: 2026/9/13
雄山
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です