立山三山は、富山県立山町にある飛騨山脈北部の三つの峰を指す呼び名です。単独の峰としての立山は存在せず、雄山・大汝山・富士ノ折立の三峰をまとめて立山と呼び、その最高峰は標高3015メートルの大汝山です。この立山に、南に隣る浄土山と北に構える別山を加えた三座が立山三山とされます。立山信仰では浄土山を過去、雄山を現在、別山を未来になぞらえてきました。
A.立山信仰では、浄土山を過去、雄山を現在、別山を未来になぞらえてきました。立山は生きながら地獄と浄土を見られる山として登拝され、浄土山の名も立山を西方極楽浄土の霊地とみる信仰に由来すると考えられています。
A.三座のなかでは標高3003メートルの雄山が最も高く、別山が2880メートル、浄土山が2831メートルと続きます。なお、雄山・大汝山・富士ノ折立の三峰をまとめて立山と呼び、その最高峰は標高3015メートルの大汝山です。
A.三座とも富山県立山町にあり、南から浄土山、雄山、別山の順に並びます。直線距離では浄土山と雄山が約1km、雄山と別山が約3km、浄土山と別山が約4kmです。浄土山から北東へ下れば一ノ越を経て雄山へ道が続き、雄山から大汝山、富士ノ折立、真砂岳をつなぐ縦走路で別山へ向かうこともできます。
A.明治より前は剱岳に登ることが許されなかったため、別山の山頂に剱岳の遥拝所が置かれていました。登拝者はここから剣沢をへだてて剱岳を拝みました。北峰は剱岳の岩峰が目の前にそびえる展望地として知られ、南峰には小さな祠がまつられています。