高瀬神社

(たかせじんじゃ)
📍 富山県 南砺市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

富山県南砺市にある高瀬神社は、砺波平野の南のはずれに鎮座し、越中国一宮を名乗る四社の一つに数えられます。祭神は大己貴命で、北陸を平定した神が出雲へ帰る際に御魂を留めたという社伝を伝えます。福の神、縁結びの神として親しまれ、境内のなでうさぎや堂々とした大鳥居が参拝者を迎え、四社の中では最も南に鎮座する一社となっています。

【歴史】

高瀬神社の創建年代は明らかではありませんが、社伝では大己貴命が北陸を治めたのち出雲へ戻る際、この地に御魂を留めたことに始まるとされています。国史には宝亀十一年に高瀬神が従五位下を授けられた記録があり、その後さらに位を進めました。延喜式神名帳にも名の載る古社で、越中国一宮として長く篤い崇敬を受けてきました。

【特徴】

祭神の大己貴命は大国主命と同じ神とされ、福の神、縁結びの神として広く信仰されています。本殿は流造で、神社本庁の別表神社に列しています。富山県南砺市にある社殿は砺波平野を望む位置に建ち、屋敷林に囲まれた散居村の風景の中に鎮守の杜が浮かんで見えるのも、この神社ならではの眺めで、参道からは広い空と平野の広がりを感じ取ることができます。

【見どころ】

境内には神話の因幡の白兎にちなむなでうさぎの像があり、体の悪いところと同じ場所をなでると快復すると伝えられています。昭和六十年に建てられた大鳥居は堂々とした構えで、参道の入口を強く印象づけます。社宝を収める宝物殿や茶筌塚もあり、井波の木彫刻の技をうかがわせる社殿の細部も、時間をかけて眺めたい見どころとなっています。

【トリビア】

高瀬神社は、日本遺産に認定された「宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」の構成文化財の一つにも選ばれています。越中国一宮を名乗る四社のうち最も南に位置し、砺波平野の農耕文化と深く結びついてきました。例祭は秋に営まれており、実りに感謝し五穀豊穣を願う祭りとして、地元の人々に大切に受け継がれています。

📅 最終更新: 2026/9/14
高瀬神社
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です