【概要】
釈迦ヶ岳は、三重県菰野町にある標高約1,092メートルの山で、鈴鹿山脈のほぼ中央に位置します。山の姿が釈迦の寝姿に似ていることが名の由来と伝えられ、花崗岩でできた山肌は大きく崩れたガレ場を抱えています。山麓には朝明渓谷が刻まれ、庵座谷のルートには落差およそ40メートルの庵座ノ滝がかかります。急登の松尾尾根から稜線に出ると、伊勢湾と鈴鹿の山並みが広がります。
【歴史】
釈迦ヶ岳の名は、山の姿が釈迦の寝姿に似ていることに由来すると伝えられ、古くから仏の名を冠して仰がれてきました。1964年に近畿日本鉄道や報道各社が中心となって鈴鹿セブンマウンテンの登山大会が始まると、鈴鹿山脈のほぼ中央に立つこの山も七座の一つとして数えられ、山麓の朝明渓谷を起点に多くの登山者が足を運ぶようになりました。
【特徴】
釈迦ヶ岳は三重県菰野町にある標高約1,092メートルの花崗岩の山で、鈴鹿山脈のほぼ中央に位置します。三重県側の斜面は崩壊が進み、山肌をえぐる大きなガレ場が遠くからも見えるほどです。山頂の北側には松尾尾根の頭と呼ばれる高みがあり、南には国見岳を挟んで御在所岳が連なります。標高は三角点の値として1,091.89メートルが公表されています。
【見どころ】
釈迦ヶ岳の登山道で親しまれているのは松尾尾根をたどるルートです。急な登りが続きますが、尾根に出ると伊勢湾や鈴鹿の稜線が広がり、痩せた岩場からは大きなガレ場を真上からのぞき込めます。庵座谷のルートには落差およそ40メートルの庵座ノ滝がかかり、山麓の朝明渓谷とあわせて一日たっぷり楽しめる山域になっています。
【トリビア】
釈迦ヶ岳は、2015年に東近江市が市制十周年を記念して選定した鈴鹿10座にも入っており、三重県側と滋賀県側の両方から登られてきました。三重県側の登山道は崩れやすい箇所が多く、ガレ場の通過には注意が必要とされています。道の状態は雨や台風のたびに変わるため、出発前に最新の情報を確かめてから入るのが安心です。




