【概要】
東映制作の特撮テレビドラマシリーズ。1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』に始まり、色分けされた複数のヒーローがチームとして協力し悪と戦う。巨大ロボット戦も大きな魅力の一つで、世界中でリメイク(パワーレンジャー)されている。
【歴史】
スーパー戦隊シリーズは、東映が制作する集団ヒーローものの特撮テレビドラマ群です。石ノ森章太郎が原作を手がけた『秘密戦隊ゴレンジャー』が1975年4月に放送されて原型となり、色分けされた仲間が力を合わせて悪の組織に立ち向かう枠組みが生まれました。以後はほぼ毎年のように新作が作られ、半世紀にわたって続く、日本でも屈指の長寿ヒーローシリーズとなっています。
【特徴】
赤を筆頭に色で役割を分けた三人から五人前後のチームが、変身したのち順に名乗りを上げて戦うのが様式です。等身大の戦いのあとに敵が巨大化し、各自の乗るメカが合体して生まれる巨大ロボットが決着をつける構成も、早い時期に定着しました。性格も出自も異なる面々が衝突しながら絆を深めていく群像劇で、チームワークや友情の大切さが繰り返し描かれ、子どもたちの心に残ってきました。
【作品背景】
巨大ロボット戦は最初からあったわけではなく、シリーズ第三作の『バトルフィーバーJ』が放送された1979年に、バトルフィーバーロボが登場したのが始まりです。以来、合体や変形の仕掛けは年を追うごとに複雑さを増し、毎年の玩具の目玉として進化を続けてきました。スーパー戦隊シリーズは親子二代、三代で楽しむ家庭も多く、世代をつなぐ共通の話題として親しまれています。
【トリビア】
海外への展開も盛んで、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の映像を活用したアメリカの『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』が1993年に始まり、現地で長く続く世界的な人気シリーズへと育ちました。国内でも近年は、主役の色づかいやチームの編成、物語の作法を大胆に崩す作品が現れ、伝統の様式を守りながらも新しい試みを重ねる姿勢が、今も変わらず受け継がれています。




