【概要】
江戸時代前期に岡山藩主・池田光政によって創設された、日本最古の「庶民のための公立学校」です。国宝の講堂とともに、独特の備前焼瓦を使用した聖廟は、厳かで美しい景観を誇ります。
【庶民のための学校】
岡山県備前市にある、江戸時代前期(1670年)に岡山藩主・池田光政によって創建された学校です。世界最古の庶民のための公立学校とも言われています。入学資格に身分の制限はなく、農民の子弟なども広く受け入れ、他藩からの聴講も認められていました。その先進的な教育精神は、現代の学校制度の先駆けとも評されます。
【国宝の講堂】
敷地内には、国宝に指定されている「講堂」があります。屋根にはすべて備前焼の瓦が使われており、その重厚で渋い輝きは圧倒的な存在感を放っています。床板は拭き漆仕上げで、何世紀にもわたって磨き上げられた黒光りする床には、ここで学んだ生徒たちの熱意が染み込んでいます。
【聖廟と楷の木】
学校の精神的支柱として「聖廟(孔子廟)」が祀られており、孔子像が安置されています。毎年10月には伝統行事「釈菜」が行われます。また、聖廟の前には、学問の木とされる「楷(かい)の木」が植えられており、秋には鮮やかな紅と黄色に紅葉し、訪れる人々を魅了します。
📅 最終更新: 2026/1/3




