新平湯温泉

(しんひらゆおんせん)
📍 岐阜県 高山市♨️ 温泉⛰️ 名所

【概要】

新平湯温泉は、岐阜県高山市にある奥飛騨温泉郷のほぼ中ほどに位置し、谷を貫く街道沿いに旅館や民宿がまとまって並ぶ、にぎやかな温泉地です。かつては一重ヶ根温泉と呼ばれ、円空が元禄年間に訪れたとも伝えられます。落差およそ40メートルのタルマの滝や奥飛騨クマ牧場が近く、湯めぐりと散策を組み合わせやすい場所です。

【歴史】

新平湯温泉はかつて一重ヶ根温泉と呼ばれ、諸国を巡って仏像を刻んだ円空が元禄3年にこの地を訪れたと伝えられています。開湯の時期は定かではありませんが、奥飛騨を貫く街道が整うにつれて宿が増え、1968年には奥飛騨温泉郷の一つとして国民保養温泉地に指定されました。その後はタルマの滝や奥飛騨クマ牧場といった立ち寄り先も整えられてきました。

【特徴】

奥飛騨温泉郷のほぼ中央にあたり、谷を縫って走る街道の両側に旅館や民宿、ペンションが肩を寄せ合うように並びます。五つの温泉地のなかでも宿の数が多く、食事のできる店や土産物の店もそろうため、湯めぐりの拠点として使いやすいのが新平湯温泉の持ち味です。湯は単純温泉や重曹を含むものが中心で、肌にやわらかく感じられます。

【見どころ】

温泉街のほど近く、平湯川沿いの親水公園には、落差およそ40メートル、幅は広いところで25メートルにも達するタルマの滝がかかります。厳しい寒さの時期には氷の壁へと姿を変え、夜に照らし出す催しが続けられてきました。催しの時期や実施の有無は年によって変わるため、訪ねる前に確かめておくとよいでしょう。滝までは温泉街から歩いて向かうことができます。

【トリビア】

タルマという名は、この地に湧く水を指すタルマの水に通じ、滝の周りはタルマ姫の伝説が残る縁結びの地としても紹介されてきました。また新平湯温泉の一角にある奥飛騨クマ牧場では、日本でも有数の規模でツキノワグマが飼われています。飛騨の山に生きる動物をこれほど間近に見られる施設は全国でも数少なく、湯上がりの立ち寄り先として親しまれています。

📅 最終更新: 2026/9/13
新平湯温泉
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です