【概要】
讃岐うどんは香川県を代表する郷土料理で、コシの強い太めの麺が特徴。冷たいぶっかけや温かいかけうどんなど様々な食べ方があり、県内には数百軒のうどん店が軒を連ねる。セルフ式の店舗も多く、気軽に本場の味を楽しめる。
【歴史】
讃岐うどんは香川県発祥の日本を代表するうどんで、その歴史は約1200年前に遡ります。弘法大師空海が遣唐使として中国に渡った際、製麺技術とともに小麦の種を持ち帰り、故郷の讃岐で広めたという伝説があります。江戸時代には既に「うどん県」として全国に知られ、金毘羅参りの名物として発展。1960年代からセルフスタイルの店が広まり、2000年代の「讃岐うどんブーム」で全国的な人気を獲得しました。現在、香川県は「うどん県」を自称し、県民一人当たりのうどん消費量は全国1位です。
【特徴】
讃岐うどんの最大の特徴は「コシ」と呼ばれる強い弾力と、つるりとした喉越しです。小麦粉・塩・水というシンプルな材料で作られ、生地を足で踏んで練り上げる独自の製法が強いコシを生み出します。いりこ(煮干し)と昆布で取った出汁は香り高く、あっさりとした味わい。麺は太めで、「打ち立て」「茹で立て」「締め立て」の三立てが美味しさの条件とされています。
【食べ方】
讃岐うどんには「かけ」「ぶっかけ」「釜揚げ」「ざる」「しっぽく」など多彩なスタイルがあります。セルフ店では自分で麺を湯がき、天ぷら・おでん・いなり寿司などをトッピングするのが楽しみ。ネギ・生姜・天かす・すりごまなどの薬味は入れ放題の店も多いです。香川県内には約600店以上のうどん店があり、「うどん巡り」は観光の定番。朝6時から営業する店もあり、朝食にうどんを食べる「朝うどん」文化も根付いています。
【トリビア】
香川県民のうどん消費量は年間約230玉(一人当たり)で全国1位。「うどん県」のPRキャンペーンは2011年に始まり、要潤さんが「うどん県副知事」として活躍しました。讃岐うどんの「コシ」は、香川県の小麦粉と瀬戸内海の塩、そして気候条件が生み出す独自のもの。「山越うどん」発祥の「釜玉うどん」は、茹で上がった麺に生卵を絡めて醤油で食べる人気メニューで、今では全国のうどん店で定番になっています。




