【概要】
紀州備長炭は、和歌山県のみなべ町・田辺市周辺で生産される備長炭の元祖。「備中屋長左衛門」の名に由来する。ウバメガシを原木とし、非常に硬く、断面には金属的な光沢がある。火力、火持ちともに最高品質とされ、高級料亭などで愛用されている。
【特徴と品質】
宮崎県美郷町(旧北郷村・西郷村)を中心に生産されている備長炭です。原料となるウバメガシ(アラカシ)の生育に適した温暖な気候と、伝統的な製炭技術によって作られます。和歌山の紀州備長炭と並び称される最高品質の白炭(はくたん)であり、断面は美しく輝き、叩くと「キンキン」と金属のような高い音がします。
【製法】
1000度以上の高温で焼き上げ、窯の外に出して灰と土を混ぜた消し粉(けしこ)をかけて急冷する「白炭焼き」という製法で作られます。この急冷により、炭の表面が白っぽくなり、非常に硬く締まった炭になります。日向の職人の技術は非常に高く、紀州に勝るとも劣らない火持ちと火力の強さを実現しています。
【用途】
うなぎの蒲焼きや焼き鳥など、プロの料理人から絶大な信頼を得ています。遠赤外線効果が高く、食材の表面を素早く焼き固めて旨味を逃がさないため、料理の味を格段に引き上げます。宮崎県の伝統的工芸品にも指定されています。
📅 最終更新: 2026/1/3




