【概要】
神戸牛は兵庫県で飼育される但馬牛のうち、厳しい基準を満たした最高級の和牛ブランド。きめ細かいサシ(霜降り)と上品な甘みが特徴で、世界中の美食家から愛される。ステーキやしゃぶしゃぶなど様々な調理法で楽しめる日本を代表する高級食材。
【歴史】
神戸牛(神戸ビーフ)は、兵庫県で育てられた但馬牛のうち厳しい基準を満たした最高品質の牛肉を指すブランドです。1868年の神戸開港で来日した外国人がその味を絶賛したことから名声が広まり、欧米ではKobe Beefが高級牛肉の代名詞として定着しました。長く国内だけで流通していましたが、2012年2月にマカオへ初めて輸出され、同じ年のうちに香港とアメリカにも販路が開かれています。
【特徴】
神戸牛の魅力は、霜降りと呼ばれるきめ細かなサシにあります。脂肪の融点が人肌ほどに低いため、口に入れた瞬間にとろけるような食感が広がります。赤身の旨味と脂の甘みが絶妙な均衡を保ち、それでいて後味はあっさりしているのが持ち味です。血統を守るため、県内で生まれ育った但馬牛だけが認定の対象となり、肉質等級や歩留等級など細かな条件も定められています。
【見どころ】
神戸市内のステーキレストランでは、シェフが目の前で焼き上げる鉄板焼きが人気を集めています。三宮や元町のエリアには老舗の名店が点在しており、ランチであれば比較的手頃な価格で味わうことができます。ハンバーグやカレー、ラーメンなど神戸牛を気軽に楽しめるメニューを出す店も増えました。神戸港を巡るクルーズ船のディナーコースは、記念日の食事にもおすすめです。
【トリビア】
神戸牛という品種の牛が生きているわけではなく、但馬牛が枝肉になった段階で格付けを受け、基準を満たしたものだけが神戸ビーフと呼ばれます。海外にも愛好家が多く、NBAの名選手コービー・ブライアントの名前は、父親が神戸牛にちなんで付けたという逸話が知られています。認定基準は国内でも屈指の厳しさといわれ、その希少性がブランドの価値をいっそう高めています。




